投稿画像
投稿者:滝 敏美
松本様 コメントありがとうございます. 垂直尾翼容積が過大のようにみえますが,らせん不安定になっていないことは渦格子法の解析で確認してあります.上反角が大きいため垂直尾翼容積もそれに合わせて大きくなっていると考えています. プロペラシャフトとゴムの角度は添付の写真に示すように約10度です.トルクの角度だけによるロスは約2%ですが,まさつが発生するので,もう少しロスは大きいと思います. 参考のために,機体重心とプロペラ中心を結んだ線を基準にしたダウンスラストも写真に示します.約4度です. この設定で,主翼左舷の後縁下側にガーニーフラップをつけて(左エルロン下げとし),垂直尾翼後縁右側にガーニーフラップをつけて(右ラダーをとって)飛ばしました.ゴムはTAN SS 3.2mm幅4条の260回巻きです.この設定で,ほぼ真っ直ぐ上昇し,右旋回で滑空しました. 左エルロン下げとするのは,ゴムのトルク(左ロール)の一部を打ち消すためです. この設定は解析で見つけました. おもしろいことに,発進角度を上にする(角度70度)とうまく上昇するのですが,角度が浅いと上昇せず,右旋回し,最後は地面に激突します.これも解析どおりです.
投稿記事
画像を拡大