投稿者:青葉
こんばんは。今日は183系の「さざなみ」「わかしお」デビュー50周年の記念日ですね。
現役車両は(当たり前ですが)もういませんが、たしか50年前も雨模様でした。
当時、私は中学生でまだ特急列車というものには乗ったことがなく、特急型車両は全て憧れの存在でした。
当然183系もそうで、新車で、しかも初めてリクライニングシートを装備したといことで、益々その気持ちは強まりました。
ところが雑誌などを見るとその評判は散々でした。そこで実物を見学に行きましたが
何がどうダメなのかさっぱりわからず、いい電車だけどなぁとしか思いませんでした。
ただ当時時刻表は熟読していて、それを見ると、他の多くの特急は全車指定席、12~3両編成、
食堂車付きの長距離運転なのに対し、こちらは格落ちの感じは否めませんでしたが、
それは電車自体のせいではないよなぁ、と思っていました。私が183系びいきなのは、
この頃の判官びいきの気持ちが、その原点なのだと思っています。
画像はその1年後、73年7月14日、新宿に送り込まれる「さざなみ」編成です。
後打ちですが、当時はヘッドライトは不点灯ですからあまり気にしませんでした。