投稿者:管理人
今回、新装の盛岡バスセンターを見るだけでなく、岩手県交通カラーの最期をみとることもできたような気がします。
青色の岩手県交通カラーは、県交通成立の1976年に採用され、今年で47年を迎えるはずでした。
ちょうど、私が岩手県にいた“その頃”には、すべてのバスがこのカラーに統一されてゆく途上でした。日野RB10のような古いバスにも、いすゞLRのような新しいバスにも、そして貸切バスにもよく似合うカラーでした。
しかし今、胆江営業所の隅には、このカラーでは最新型だったいすゞエルガが廃車体となって置かれていました。唯一、現役車として残っていたのはエルフバスだけでした。
一応、盛岡駅では復刻カラーのバスとも出会うことができました。ただ、この復刻カラーは、上半分の白い地色が省略されているのが残念です。
銀色地のバスは全国にいくらでもありますが、上半分が白かった岩手県交通は、それだけで清潔感が違いました。
またいつか、このカラーを美しくまとったバスに会えればいいな。そう思います。