“イーハトーヴ交通センター”交流プラザ


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岩手県北バスの動向
白熊 投稿日:2023年04月01日 12:50 No.1901
 一般路線
2023(令和5)年4月のダイヤ改正により中巣子、富士見団地経由の盛岡大学行きが新設。この区間は岩手県交通が巣子箱清水線(229系統)として運行してきましたがダイヤ改正で盛岡大学の乗り入れを廃止して県立大学が起終点となるため、事実上、県交通の廃止区間を補完している路線といえます。

 高速路線
MEX八戸(八戸-東京ディズニーシー)は2020(令和2)年6月より矢巾駅西口の停留所を新設。岩手きずな号(久慈-東京)も2022(令和4)年8月より北上駅東口の停留所を新設。このエリアは岩手県交通のイーハトーブ号(紫波中央-池袋、現在は休止中)が運行されていた部分とほぼ重複しているので紫波・花巻・北上とイーハトーブでも乗降客が多かったエリアを補完することで収益確保と首都圏との往来を補完するという公共交通機関としての使命を果たしている様に感じます。

BEAM-1(宮古・盛岡-東京・横浜)も新型コロナの蔓延による運休や共同運行していた京浜急行バスの同路線からの撤退があったものの2021(令和3)年より路線名をMEX宮古・盛岡に変更した上で運行再開。同路線では2017(平成29)年より横浜駅東口まで延伸することで前年の2016(平成28)年3月をもって廃止された岩手県交通の盛岡-横浜線の需要を事実上、引き継いだ形での運行をしています。


岩手県交通・岩手県北バスと共にコロナ禍や運転士の不足による厳しい経営が続いていますが岩手県北バスについてはピンチをチャンスと捉えた積極的な路線の新設などが目立ちます。今年で岩手県北自動車はみちのりHD傘下になって13年目、同HDの代表であり新・岩手県北自動車の社長に就任した松本順氏は「地域交通機関を維持していくことは地域の再生や発展に必要だ」と話されていましたが、それを岩手でも実践していることは特筆すべきことだと思います。


管理人 投稿日:2023年04月04日 08:21 No.1907 【Home】
◇白熊さん

いつも、ありがとうございます。

この写真のバスの並びはもう見られなくなってしまいましたが、その前の2月に岩手県交通のバスに乗って盛岡大学まで行ってみました。(別の機会に「終点の風景」としてUPします)

今回ご教示いただいていると、何気に?フォローというか補完されている路線が多いことに気が付きますね。新設もありますが、既存の路線に手を加えて利便性を確保することも積極的に行っていることは、特筆に値すると思います。
自分の中では、横浜延伸後の「MEX宮古・盛岡」が、北上・花巻を経由地に加えるのかな、とは考えていましたが、「岩手きずな号」が北上を経由し、岩手県内を縦断するとは想像もつきませんでした。

また、通常の路線とは異なりますが、以前運行していた仙台~夏油高原スキー場間のバスについても、言えると思いますが、みちのりグループ入り後の仙台宮城営業所の開設や、以前、この掲示板でも106特急としても運行されたケースを報告頂いた事例もあるように、グループ事業者の東日本交通との連携も大きいのでは、と感じています。




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