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砂払岳 2710m
hnext
投稿日:2024年02月17日 12:04
No.319
夜叉神峠から薬師ケ岳を目指した。未明まで降った雨の後はあるけども空は星空しかも冷たさも感じなかった
6時前に出発、途中で日の出のを楽しみ夜叉神峠先でアイゼンを装着更に麓に広がる雲海と朝の富士山を富士山楽しむなどして杖立峠、苺平など
を超え長い尾根歩き。トレースがまだ残っているのでアイゼンを効かせて快調に登高、ただトレースを外すと50cm以上落ち込む。
南御室小屋まで到着、予定より早いタイムできていたので安心して薬師へと向かった。
急登を登っていると段々積雪が柔らかくなりだした。靴の底が氷雪でなく靴が柔らかい冠雪に沈みだした。
20分も登らないうちにトレースがなくなり冠雪に立ち向かう事になった。尾根上をポールで沈まない箇所を探しながらの登高、
しかもハズレとつぼ足程度でなく腰まで沈み込む。時々トレール痕があり利用するけど安定した足場ではなくなった。
時間がドンドン経過しても高度は少しも上がっていかない。樹林の隙間から青空が見えるけど遠かった。
予定タイムの12時を過ぎてしまったので乗り上がった稜線の先の岩場、砂払岳が思った以上に展望が良かったのでここで引き返すことにして
撮影タイムと食事にした。足元に薬師ケ岳小屋と薬師ケ岳を見ながら体力回復後写真撮影。
富士山はもちろん今回もど迫力の北岳、間ノ岳、農鳥岳、仙丈ヶ岳など目の前に白く輝いていつまでも飽きなかったが帰りも長いので予定下山時間通り下山。
降りは登ってきた痕を外さないように気をつけながら下降、油断して身体を捻って沈み込むと抜け出るのに必死、南御室小屋について一安心。
ここからの下山路は太陽が出て氷雪がゆるくなってきたためつぼ足が多くなった
カモシカを沢山見る頃に夜叉神峠小屋に16時過ぎに到着、雲に隠れだした白根三山に別れを告げて登山口へと向かった
ほぼ12時間後に駐車場に戻ってきた21キロ弱の行程だった。
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