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山伏から新窪乗越で下山 12/20
hnext
投稿日:2023年12月21日 11:25
No.309
寒波到来だが天気は良くて温度も零下まで厳しくなさそうなので今年最後の遠出を山伏へ。予定は行田山にも行くつもりだった。
予報では天気だけども稜線上は強風、零下。蓬峠までは暑く汗を滴らせながら登高。ご褒美は富士山と南アルプス連山の雪景色。
山頂は予報通り冷風しかも強風。撮影が終わると時間は早いので暖を求めて移動、
新窪乗越手前の細い尾根を下っていいる時、同行者の声が聞こえたので振り返ったら
後ろ向きにコの字の格好で尾根から斜面に飛び出したところだった。すぐに急斜面に落ちそのまま滑るように落ちていった。
止まれ止まれと叫ぶ絶望的な時間(数秒)は谷底に消えることなく途中で突然止まったので終わったがまるっきり動かないため次の不安が発生。
30mはありそうなので急遽ザックからザイルを出して枯れ木に引っ掛けて斜面を降りた。途中帽子やポールを回収して側につくと丁度平らな小さな広場となっていた。
状態の確認をして全身打撲と擦り傷はあるけど意識、手足は動くのでここからの脱出を開始。
岩登りと同じで枯れ木と薄いホールドしかないので地面に手を突っ込んでしっかりした根っこを探し足場の確保を何度も確認してから移動というのを繰り返して尾根に戻った。
再度20mのロープを持って戻り急斜面を引っ張り上げた。ザックがクッションになって頭をぶつけなかったのは幸運だった。
歩くことはできるので行田山はやめて乗越から下山した。ガレと林道と車まで長い歩きだが(今のところ)大きな怪我もなく無事を喜びながらユックリ車に戻った。
写真 1 ご褒美の富士山
写真2 南アルプス 南部の山 聖岳、奥聖岳、赤石岳、小赤石岳、荒川岳、東岳(悪沢岳)
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