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Re:お返事ありがとうございます。
リワキーノ 投稿日:2023年05月11日 17:29 No.257
萬凛さん

こんにちは。
今回も萬凛さんへの投稿が遅くなりました。
私、子育ての真っ最中の女性たちとメールのやり取りをしているのですが、そのうちの
二人が同時に内容の濃いメールをくださったので、それへの対応で時間を取られてました。
いずれの女性も素晴らしい人柄なので対応はとても楽しく、やりがいがあるのですが。

3月中旬ころから気持ちがへこむ事が続いたそうですが、どんなことなのか気になります。
ここで記すのが差し障りがあるようでしたら私へのメールで記してくださいませんか?

>銀行に連絡したら、ちゃんとご本人に戻ることもあるんですね。
>ATMで置き忘れがあったら、ATM付属の電話を使ってみようと思います。

それがいいと思います。
ちなみに以前は支店の電話番号が表示され、直接支店に電話することができましたが、
今はどこの支店も中央のセンターの電話番号しか載っていません。

>私は、思春期のまま、みたいな所があると思います。
>親子関係のことも、子ども目線で考えています。
>以前は、何でも劣等感を埋めるために挑戦していました。
>そういう場合は、なかなか身に付かないそうです。
>今は、だんだん自分を許せる様になって、些細なことだけど手応えみたいなのがあります。
>認められた、嫌われた、実感があり納得はできます。

上記の段についてはどういうことを言わんとされているのかちょっと理解しにくい面が
あります。
親子関係のことも、子ども目線で考えていた、とは具体的にどのような目線だったので
しょうか。

>今は自分に、どうしたいのか、どうすることが心地いいのか、安心できるのか、など、尋ねています。

ご自分を客観的に見ようと努力しているということでしょうか。

>ちゃんと育てられた人はいいなぁ…。

萬凛さんはご自分のご両親にちゃんと育てられていなかったと思っておられるのですか?
私も一度、お母様にお会いしてお話もしましたが、そんな風には見えませんでした。
もっとも一度会ったくらいではその人柄のすべてが解るわけはないですが。

>『名言集』の言葉には、今も救われています。

私も『名言集』を読みました。
カーネギーの名言を集めた本と思っていたのですが、カーネギーが編集した彼本人のも
含めた有名人諸氏の名言を集めたものなのですね。
主に英語圏の人のが多いですが、その中に林語堂がいるのには驚きました。
30代のときに彼の『蘇東坡』という本を読んだことがきっかけで私は中国の歴史と文化
にのめり込んでいったのです。
同時に書き手によって歴史上の人物がいかにゆがめられて紹介されてしまうかというこ
とも学びました。

『名言集』は確かにためになるアドバイスに充ち満ちていますが、前にも記したように
私には特に新鮮な発見は無かったです。
多くの人が絶賛するカーネギーの言葉に私が感銘を受けないのはなぜだろう、と自問し
たうえで得た結論は、私はギリシャ、ローマの古典を多く読み、そしてマキアヴェッリ
などの思想家の本を読んでいて、そこにカーネギーが述べているような人間心理の洞察
力に多く接してきたからではないか、というものでした。

マキアヴェッリは目的を達するためには手段を撰ばない、という権謀術数の権化のよう
な紹介のされかたがなされますが、そんな単純な決めつけのできるような思想家ではな
いことは、彼の『君主論』を読めば、如何に人間というものへの洞察力が際立っている
ことがよくわかります。
「人間というものは恩義を与えた相手に対しては義理の気持ちも生じるものだ」の格言
に私はうなったものでした。

それと、私の家内が宗教団体に通っていることはご存じですよね?
そこに私は付き合いで38年間行っているのですが、どこの宗教団体でもやっている体験
談みたいなものを車座になって各自がやるのです。
「私は人前で話すのが苦手で」と最初は尻込みしていた女性が話し出すと止まらなくな
り、延々と続くのですが、それらを見ていて、人間というものが如何に自己表現に飢え
ているか、自分を理解して欲しいという願望をもっているかを実感したのです。

そうすると誰に対しても相手の人格や個性を尊重し、関心を示すことは相手を喜ばせる
という良い結果を生み、それは己に対する好印象をも引き出すというカーネギーがよく
展開する論法になるのです。

>とても感銘を受けて、社会人1年目の時、カーネギー講習にも行ったんです。

そんなのがあるのかと調べてみたら「デール・カーネギー・トレーニング」というのが
出てきました。
確かにカーネギーの言葉は人心の心を摑む術や、卑俗な喩えになりますが、「世渡りの
術」を伝授するには向いていると思います。

>決められたテーマで、必ず1分間スピーチをするんですよ。
>毎週ドキドキでした。

それはよいトレーニングだと思います。
できたら2人を組み合わせてディベートも課したらもっと効果があったのではとも思います。

>あとは話がとびますが、4月からNHKEテレで「青のオーケストラ」というアニメを
>みています。
>高校オーケストラ部の話で、なかなか面白いです。

萬凛さん、ごめんなさい。私、漫画が大好きなのに日本のアニメは苦手なのです。
日本が世界に発信するクールジャパンの中でも一番人気のあるアニメなのに私は楽しめ
ないのです。
もっともディズニーのアニメは好きです。
ディズニーアニメは登場人物の表情や所作がもの凄く細かく描画されているのに魅了さ
れるのです。
日本のアニメはそこがかなり固定化されていて硬い感じを受けるのです。
数年前に「天気の子」と言うのをたまたま時間つぶしに見たのですが、世間の高評価に比べ、私は特に感銘を受けませんでした。
「雪と穴の女王」は第2編を見に行ったのですが、夫婦共々すごく感動しました。

>バイオリンには、第1バイオリンと第2バイオリンがあることを初めて知りました。

これにも驚きましたね。

長々を記しました。




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