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Re:歴史を知る意味
リワキーノ
投稿日:2022年08月31日 10:14
No.112
k.mitikoさん
長年のつかえが取れてよかったですね。
ところで錦の御旗について調べたら、幕末よりはるか昔からあったようで、承
久の乱に際し、後鳥羽上皇が配下の将に与えた物が、日本史上の錦旗の初見と
される、とウイキペディアにありました。
定まった形というものがあったのではなく、その都度、天皇から綸旨が下され
た将が用意したようで、幕末の鳥羽伏見の戦いで官軍が掲げた錦の御旗につい
ては下記の説明がされてました。
「薩摩藩の大久保利通と長州藩の品川弥二郎が、岩倉具視に委嘱された物であ
った。岩倉の腹心玉松操のデザインを元に、大久保が京都市中で妾のおゆうを
通じて西陣で織らせて大和錦と紅白の緞子を調達し、半分を京都薩摩藩邸で製
造した。もう半分は品川が材料を長州に持ち帰って錦旗に仕立てあげた」
尊き錦の御旗の制作過程において、お妾が関与しているとは笑ってしまいます
が、大久保と言い、岩倉と言い、また長州くんだりまで持って行って仕上げた
などには、なにか策士たちがこそこそと内密に作成したような雰囲気を感じさ
せる説明とは思いませんか?
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