ひろば
投稿は会員のみ。画像をクリックすると拡大されます。 投稿者名(青色)をクリックすると,フォームメールを送信できます。
| 新規投稿 | トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 |

お名前
メール
タイトル
画像添付





編集キー ( 記事を編集・削除する際に使用 )
文字色


世界一の朝食
kiya 投稿日:2020年05月23日 13:00 No.805
「世界一の朝食」というのを、ご存知でしょうか?
日本では、神戸北野ホテルで、山口オーナーシェフが出しています。

私の「失敗した思い出」は、20年以上前にさかのぼります。
ヨーロッパに行き始めて4年程経った頃、僕等はワインの里である、フランス・ブルゴーニュ地方を旅行しました。

短い旅でしたが、旅の記念に、ミシュラン3星レストラン「ラ・コート・ド―ル」に泊まることにしました。
小さなソーリュー(Saulieu)の町にあるこの3星は、ベルナール・ロワゾ―という、フレンチでは有名な天才シェフの店です。
予約は無かったけど、行くとOKだったので、ホテルのレストランで、中庭を眺めながらの3星の夕食。

、翌朝の朝食も是非食べてくれと勧められましたが、翌朝は早い出発で、50kmほど先のモンバールにレンタカーを返却して、
そこからスイスのローザンヌ行きTGVに乗るため、朝食を取らずに出発しました。

この旅行も、とても満足できたヨーロッパ旅行でしたが、何年かして、知合いのフランスで修行したシェフに会ったときに、
コートド―ルに行った話をしたら、彼から言われたのです。、

「コートド―ルの世界一の朝食」はいかがでしたか?」。
「えっ?それは、何? 」とビックリするやらガッカリするやら、・・ぼく等は、ガックリ落ち込みました。


そしてその数年後、コートド―ルで修業したシェフが日本版の「世界一の朝食」をやっていることを知って、
関西方面に出掛けた折に行って泊まりました。 それが、冒頭で書いた「神戸北野ホテル」です。
ここの朝食は、今ではとても有名になっていて、、これは話のタネになる、なかなか凄い朝食です。

後日、山口シェフにメールして、コートド―ルに行き、ベルナールロワゾ―・シェフにも会ったけど、
都合で朝食はは食べられなかったので、神戸北野ホテルに食べに来た、と書いたらとても喜んでくれました。


・・・でも、その後までも、コートド―ルの「世界一の朝食」への未練は、捨てきれなかったのです。


写真: 神戸北野ホテル版「世界一の朝食」、ラ・コートド―ル、3星の夕食レストラン、


再び、コートド―ル へ kiya 投稿日:2020年05月23日 13:05 No.807
私が仕事をリタイアした翌年の2011年に、娘夫婦と1カ月間のフランス旅行をする機会が訪れました。
娘婿が転職するので、1カ月チョッとの隙間、が出来たのです。

娘夫婦と4人で、フランスだけを巡る1か月間の旅行に出掛け、カルカソンヌ近郊のリムーと、ブルゴーニュのボーヌ近郊の村で、
それぞれ1週間、いずれも広い3LDKのアパートで滞在しました。

ボーヌのアパート(一軒家で、170㎡)滞在中に、「世界一の朝食」に出掛ける計画を立てました。
ボーヌからソーリューのコートド―ルまでは70kmです。

そしてこの話を友人に話をすると、この「世界一の朝食」にあやかりたいと、夫婦夫婦もボーヌにやってきて、近くに宿を取りました。
6名では、私のレンタカーには乗りきれないので、友人夫婦にもレンタカーを借りてもらい、 朝霧の中を、2台の車で出かけて、ついに「世界一の朝食」に出会えたのです。

朝食後は、近郊の村 フラヴィニー・シュール・オズラン(映画、ショコラの村)、スミュール・アン・オーソワ(蛇行する川辺にそびえる美しい町)、などを観光して、満ち足りた1日になりました。

フランスは農業国です。 美味しい食事を味わって、小さな村や町を彷徨うように訪れることは、
・・名所や絶景を訪れる旅行とは比べられない程に、素敵な、僕等の目指す、感性と食感を揺さぶる、最高の旅なのです。


写真: ボーヌ郊外の一軒家のアパート、スミュール・アン・オーソワ


もう一つ、付録 kiya 投稿日:2020年05月23日 13:08 No.808
15年後に、2度目のコートド―ルを訪れた2011年には、すでにベルナール・ロワゾ―・シェフは、亡くなっていたたのです。
ロワゾー・シェフは、ある年にミシュラン3星から落ちるという話が耳に入り、なんと自殺をしてしまったのです。
これは、フレンチの業界では、とても有名な話です。

そのため、僕らが2度目におとずれたときには、ホテルの名前は彼を記念して「ル・ルレ・ベルナールロワゾ―」に変わっていました。、
今回は、シェフと一緒にと写った写真を持って行き見せると、彼らはとても喜んでくれて、
厨房の中をくまなく案内してくれて、現在のシェフや厨房スタッフを紹介してくれました。
まるで、水戸黄門の印籠か?という感じでした。(笑)


1度目は「世界一の朝食」を逃してしまったコートド―ルでしたが、彼が伝説になる前に、とりあえず拙速で行って良かったと思ってます。
10月にホテルの大きな暖炉が燃える脇で、ベルナールロワゾ―・シェフに出会えて幸せでした。


写真: ルレ・ベルナールロワゾ―(名前を変えた)、ロワゾーシェフと


ビビアン1019 投稿日:2020年05月23日 20:02 No.809
フランスのレストランでの朝食は、素敵ですネ
私の娘は、3月に婿実家からリム-のアパートに
引越して生活をしてます、コロナ騒ぎでなければ
すぐに飛んで行きたいですが残念です。
昨日娘と電話で日本は、雨模様で連日寒くって
と話をしたらリム-は、天気が良く空っとして8時
過ぎても明るよと教えて貰いました。友人夫婦に
スペインの奥様が居て親切して貰ってるから
大丈夫と明る声で連絡が有りホッと一安心しました。
ラインは、本当に便利ですネまるで国内に居る様に
はっきりと聞こえます(笑)
朝食では無いですがエックスアンプロバンスでランチを
食べました。フランスで1番美味しい食事で忘れられない
味でまたいつか食べに行きたいと思いました。


リムー kiya 投稿日:2020年05月23日 21:42 No.810
そうですか、娘さんはリムーに住んでいるのですか?、良いですねー。
小さな町で、オード川に架かる橋の景色は素敵です。

ぼく等は、ボン・ヌフ橋の脇のアパートだったので、景色がよくて、中心の広場も近くて、楽しかったです。
娘夫婦もリムーが大変気に入って、また行きたい!行きたい!と言ってます。
これまで借りたアパートの中でも最高にお気に入りです。

リムーは駅があるので、カルカソンヌから電車でもすぐ行けますね。
それと、地域特産の発泡ワイン「ブランケットワイン」というのが有りました。

写真:リムーの橋