ひろば
投稿は会員のみ。画像をクリックすると拡大されます。 投稿者名(青色)をクリックすると,フォームメールを送信できます。
| 新規投稿 | トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 |

お名前
メール
タイトル
画像添付





編集キー ( 記事を編集・削除する際に使用 )
文字色


ベトナム紀行
fujizakura 投稿日:2023年12月16日 13:35 No.1998
ベトナムは54の民族からなる多民族国家です。人口の大多数(85%)を占めるキン族はメコンデルタ、紅河デルタなどの肥沃で海の幸にも恵まれた海岸部の平野に暮らしてきました。私たちがハノイやホーチミンなどの大都市で出会うのはもっぱらこのキン族の人たちです。
一方、その他の53の民族は、人口の1~2%を占めるに過ぎない少数民族で、主に急傾斜で地味に乏しい山岳地帯に暮らしています。
経済成長が進むベトナムで、少数民族の人々多くはいまだに豊かさに恵まれているとはいえません。しかし、少数民族は様々な文化的背景を堅持しながら、厳しい環境に何世代も耐えてきました。
この紀行は十年ほど前にベトナム北部山岳地帯を訪問したときの記録です。ご一読いただき、感想なりご意見をいただければありがたく思います。


ダウンロードベトナム紀行(1) ( .pdf / 2.2MB )
ダウンロードベトナム紀行(2) ( .pdf / 2.1MB )
雪谷旅人 投稿日:2023年12月16日 20:10 No.1999
相変わらず知性溢れるブログ,興味深く読ませて頂きました。少数民族,棚田,田植え,藍染め……。私はこの地方に行ったことがありませんが,同様の風景を想い出し,なつかしく感じました。ルーマニアのマラムレシュ地方には日本の原風景があると言いますが,ここはまさに「原々風景」ですね。

ところで,中国の少数民族は言語や宗教の面で弾圧や制限を受けていますが,ベトナムではどうなのでしょう。保護政策が取られていますか。


fujizakura 投稿日:2023年12月19日 11:19 No.2000
ベトナム紀行へのご感想、ありがとうございます。一人でも読んでくれる人がいれば、投稿した甲斐があります。
ベトナムは目覚ましい経済成長を遂げています。産業別の成長率を見ても、低所得者層が多いセクターも十分成長しており、絶対的貧困の削減に大きく貢献しているように見えます。山間部でも電気が通り、テレビが見られるようになりました。
問題は教育だと思います。住まいが散在していること、交通インフラが乏しいことなどから解決は容易ではありません。しかし就学率は確実に上がってきています。教育に使う言語も標準語と各民族の言語と両方を使っているようです。


doityourself 投稿日:2023年12月27日 15:11 No.2027
fujizakuraさん

折角投稿してくださった紀行文が直ぐあとホームページについてとりあげたので、すぐに後ろにいってしまいまして申し訳ございませんでした。

10年ほど前とのことでしたが今はどうなんでしょう。ベトナムでも奥地なので私は訪れる機会は無さそうですが棚田の緑と女性の色とりどりの衣装と笑顔がとても美しくて引き付けられました。


yama 投稿日:2023年12月31日 11:44 No.2036
いつも素晴らしい紀行文有難う御座います。

doityourself 投稿日:2024年01月08日 13:43 No.2055
fujizakuraさん
折角投稿してくださったのに旅ブログにアップしていなくて申し訳ありません。
ffftpをダウンロードしましたが多忙のためじっくりとりかかれないでおります。もうしばらくお待ちください。
後ろのページに移動してしまいましたのでまだ読んでいらっしゃらない方はぜひご一読ください。


奥地へ行ってはいませんが あよね 投稿日:2024年01月11日 11:29 No.2062
ベトナムへは数度行っていますがいわゆる典型的な観光ですので、この寄稿のような体験は皆無で、いつも多角的な観点からの内容で読み進むほどに、私はどこへ行って何を見て来たのだろうかと思ってしまいます。
棚田は気の遠くなるような年月と、労力の作り出す芸術のような気がして頭が下がります。
45年ほど前にネパールのエベレスト街道をカラパタールまで、カトマンズから西方のポカラからゴレパニのプーヒルへと行き、多少現地の方達の暮らしを見ることができましたが、覗きの域を出ていません。
バザールで雪が残る道を裸足で歩いて来たであろう少女、背に燃料となる木をやはり素足で運ぶ少女。山間部の暮らし振りを行程の辛さと共に思い出しました。
今ではだいぶ変わっていることを願わずにはいられません。