ひろば
投稿は会員のみ。画像をクリックすると拡大されます。 投稿者名(青色)をクリックすると,フォームメールを送信できます。
| 新規投稿 | トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 |

お名前
メール
タイトル
画像添付





編集キー ( 記事を編集・削除する際に使用 )
文字色


ワクチン接種済みの米国旅行者はこの夏,欧州訪問が認められる
雪谷旅人 投稿日:2021年04月26日 20:25 No.1139
26日付New York Times電子版
https://www.nytimes.com/2021/04/25/world/europe/american-travel-to-europe.html
E.U. Set to Let Vaccinated U.S. Tourists Visit This Summer

EC(欧州委員会)の委員長Ursula von der Leyenは米国からの観光客入域がこの夏にも実現すると語った。米国も欧州もワクチン接種が進んでおり,70%程度の接種率になると集団免疫が達成されるので,新規感染者数に関わりなく受け入れることができるという。ワクチン接種済み証明をどのような形にするか検討中。最初は空港での書類提出というローテクに頼るが,いずれ相互に認めた「グリーンパス」で入域できるようになるだろう。なお,これまではオーストラリア,ニュージーランド,韓国のような感染者の少ない国のみに欧州への入域が認められていた(本当か?!)。

<コメント>
・このような認可は相互主義のため,日本のワクチン接種率が70%程度にならない限り欧州行きは不可能だろう。この夏はムリかもしれないが,秋から冬にかけては可能かも知れない。
・WHOはワクチンで入国の可否を判断するのは不公平を生むので推奨できないと言っているが,この記事によるとやはりワクチンが基準になるようだ。そもそもワクチンは接種率が上がらないと集団免疫が得られないので,先進国から重点的に配分するのは合理的。これを「不公平」というのは的が外れている。


EU,ワクチン接種者の入域緩和へ 雪谷旅人 投稿日:2021年05月04日 08:57 No.1141
朝日新聞電子版 2021年5月4日付
 
欧州連合(EU)は3日、新型コロナウイルスのワクチンの接種を終えた人を対象に、観光目的など不要不急の渡航を域外から受け入れる方針を発表した。月内にも加盟国で合意し、夏休みシーズンに向かう6月からEU内で足並みをそろえて実施したい考えだ。 規制緩和の案として、EUの行政を担う欧州委員会が発表した。EUで承認済みの米ファイザー製や英アストラゼネカ製のワクチンを接種して2週間以上たつ人の渡航を受け入れ、PCR検査で陰性だった子どもの同行も認めるという。フォンデアライエン欧州委員長は「観光業を活性化し、国境をまたぐ友情に再び火をともす時がきた」とツイートした。
ただ、国境管理や保健衛生の分野はEUではなく各加盟国に権限があり、入域後の自主隔離や域内での自由な移動の制限などが残る可能性もある。また、新たな変異ウイルスの登場などで状況が急変した場合は、渡航の受け入れを凍結する仕組みも欧州委は提案している。EUでは、ワクチンとは別に、感染状況の問題が小さいとみなす国の共通リストを設けて、観光客や短期出張者らの受け入れ可能国を定めている。現在は7カ国が対象で、日本や米国は外れている。受け入れ可能かを検討する際の要件も緩める見通しだ。