映画同好会
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PATHAAN パターン
組長 投稿日:2024年04月29日 09:05 No.587
《「マイネーム・イズ・ハーン」「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」などで知られるインド映画界のスター、シャー・ルク・カーンが主演したスパイアクション。
インドやパキスタンにまたがるカシミール地方の自治権をインド政府がはく奪し、それに怒ったパキスタンの将軍カーディルは、元インド軍人のジムと手を組みテロ攻撃を企てる。
インドの諜報機関RAW (Research Analysis Wing of India) に所属するパターンは、ジムが計画する生物兵器での攻撃を阻止するため動き出すが、デリーの上空を飛行中の飛行機に生物兵器が仕掛けられたことが判明。
残された時間はわずか6分という絶体絶命の状況下で、インド最高のエージェントであるパターンは、母国を守るため奮闘する。
同じインドの諜報機関RAWが登場する「タイガー 伝説のスパイ」でサルマーン・カーンが演じたスパイのタイガーが、本作の主人公パターンと同僚という設定になっており、話題に。監督は「WAR ウォー!!」「バンバン!」のシッダールト・アーナンド。「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」「チェンナイ・エクスプレス 愛と勇気のヒーロー参上」などでもシャー・ルク・カーンと共演しているディーピカー・パードゥコーンが、ヒロインのルバイ役を務めた。》

上記解説のあらすじは、最初と最後だけ。
そこに行きつくまでが本作の面白さです。
スーパーヒーローの007みたいな、トンデモ大アクション映画です。

ここまで振り切った、サービス精神満載の作品って、これぞインド映画です。
話の向かう方向がよくわからんままに、私もファンの美女ディーピカー・パードゥコーンに翻弄されて、アクションに次ぐアクションの連続。
ご都合主義などくそくらえ、映画は面白ければいいのだ。

車にヘリに列車に。
手抜きのないスケール、雪山、氷の湖、場所も追跡も既視感はありますが、ちゃんと工夫されていてよくできてます。
カメオ出演も楽しい。
苦心惨憺の後手に入れたのが偽物、守ったはずの人物が実は囮、敵かと思えば味方、味方だと思えば敵、いややっぱり味方?

ただ、せっかく主人公たちが作った組織があまり機能していず、主人公のみの活躍になっています。
ここは次作に期待ということかな。

私はディーピカー・パードゥコーンを観ているだけで満足なので、次作も出てくれれば文句なしです。

2023年。156分。ムービープラス。4.0。




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