映画同好会
| トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 | ▼掲示板作るならRara掲示板 |

陰陽師0
組長 投稿日:2024年04月22日 20:40 No.586
《平安時代に実在した陰陽師・安倍晴明の活躍を描いたベストセラー小説「陰陽師」シリーズを原作に、晴明が陰陽師になる前の物語を、原作者・夢枕獏の全面協力のもと完全オリジナルストーリーで映画化。
呪いや祟りから都を守る陰陽師の学び舎であり行政機関でもある「陰陽寮」が政治の中心となっていた平安時代。
青年・安倍晴明は天才と呼ばれるほどの呪術の才能をもっていたが、陰陽師になる意欲も興味もない人嫌いの変わり者だった。
ある日、彼は貴族の源博雅から、皇族の徽子女王を襲う怪奇現象の解明を頼まれる。
衝突しながらもともに真相を追う晴明と博雅は、ある若者が変死したことをきっかけに、平安京をも巻き込む凶悪な陰謀に巻き込まれていく。
若き日の安倍晴明を山崎賢人、源博雅を染谷将太、徽子女王を奈緒が演じる。
「アンフェア」シリーズの佐藤嗣麻子が監督・脚本を手がけ、作家・加門七海が呪術監修を担当。》

呪術合戦の派手な作品を期待していたのですが、そうではありませんでした。
アクション映画ではありません。
ミステリー映画でとも言えません。
恋愛映画、友情映画、そんな要素も若干あります。

要するになんか中途半端でした。
一応、犯人捜しではあるのですが、登場人物が限られていますので、特に意外性はありません。
動機や殺害方法もごくありきたり。

意識下と現実、真実と事実、ちょっとした哲学。
超常現象などなく、すべて人間の想像や暗示等によるというあくまで合理的思考で挑みます。
ここらは少し面白かったです。

といって、山崎賢人の出番が意外と少なめでした。
染谷将太と奈緒の恋愛シーンが少々多いのです。
これ、主題と離れてません?

クライマックスとして呪術合戦に時間を割いてほしかったです。
悪役が強くないのが致命的です。
ドキドキ感がないのです。

シリーズ化できそうですが、やや期待薄です。

2024年。113分。イオンシネマ高の原。




お名前
メール
画像添付


削除キー ( 記事を削除する際に使用 )
文字色