映画同好会
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続・夕陽のガンマン 地獄の決斗
組長 投稿日:2024年04月02日 18:02 No.578
《名匠セルジオ・レオーネとクリント・イーストウッドが「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」に続いてタッグを組み、3人の流れ者が大金を巡って繰り広げる熾烈な争奪戦を描いた大作マカロニ・ウェスタン。
南北戦争末期のアメリカ西部。
“善玉”ブロンディと“卑劣漢”テュコはコンビを組み、詐欺まがいの手口で賞金を荒稼ぎしていた。
ある日、彼らは瀕死に陥った兵士から、巷で噂されていた20万ドルの金貨の隠し場所を聞く。
ブロンディとテュコは互いを出し抜く機会を狙いながら大金の行方を追うが、そこへ以前からその大金を探していた“悪玉”エンジェルも加わり、三つどもえの戦いが幕を開ける。
ブロンディをイーストウッド、エンジェルを「夕陽のガンマン」のリー・バン・クリーフ、テュコを「荒野の七人」のイーライ・ウォラックがそれぞれ演じた。
エンニオ・モリコーネによる音楽も印象を残した。》

ドル三部作の掉尾を飾る大作です。
英語題名は「THE GOOD,THE BAD AND THE UGLY」(いい奴、悪い奴、汚い奴)。

一応、クリント・イーストウッドが主役とされますが、実質はイーライ・ウォラック。
彼が物語をかき回し、推進します。

三者三様、くっついたり離れたり。
皆馬鹿じゃないので、とりとめがないようでしっかりした物語になっています。

蒸気機関車が走ったり、南北戦争の描写があったり、重要な橋を爆破したり。
結構潤沢な予算が使われています。

「続」となっていますが、連続した話ではありません。
でもイーストウッドとリー・バン・クリーフは、「夕陽のガンマン」と同じ格好ですが。

さて、注目のラストの3人の決斗。
だれが勝つか。
ちゃんと勝ったやつは必然です。

セルジオ・レオーネ監督の特徴たる、顔のドアップの繰り返しによる緊張感の高まり。
エンニオ・モリコーネの音楽は相変わらず、しびれます。
イーライ・ウォラックがほかの2人を完全に食っています。

(いい奴、悪い奴、汚い奴)の定義はあまり気にせず、見事な語り口に酔います。
えー、もう終わり。
3時間も経ったんかー。

ノーカットで観たのは初めてかも。

1966年。178分。なんばパークスシネマ。4.0。




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