映画同好会
| トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 | ▼掲示板作るならRara掲示板 |

コヴェナント 約束の救出
西川一博 投稿日:2024年03月24日 10:07 No.575
《「スナッチ」「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督が、アフガニスタン問題とアフガン人通訳についてのドキュメンタリーに着想を得て撮りあげた社会派ドラマ。
2018年、アフガニスタン。
タリバンの武器や爆弾の隠し場所を探す部隊を率いる米軍曹長ジョン・キンリーは、優秀なアフガン人通訳アーメッドを雇う。
キンリーの部隊はタリバンの爆発物製造工場を突き止めるが、大量の兵を送り込まれキンリーとアーメッド以外は全滅してしまう。
キンリーも瀕死の重傷を負ったもののアーメッドに救出され、アメリカで待つ家族のもとへ無事帰還を果たす。
しかし自分を助けたためにアーメッドがタリバンに狙われていることを知ったキンリーは、彼を救うため再びアフガニスタンへ向かう。
主人公キンリーをジェイク・ギレンホール、通訳アーメッドを「エクソダス 神と王」のダール・サリムが演じ、ドラマ「ザ・ボーイズ」のアントニー・スター、「トレインスポッティング」のジョニー・リー・ミラー、「リトル・ジョー」のエミリー・ビーチャムが共演。》

アフガニスタン通訳はビザを取得でき、アメリカに移住できる。

通訳という立場は、タリバンから見れば裏切り者。
アメリカから見れば、いつ裏切るかもわからない。
その緊張感を含んでの敵中突破。

普通に敵工場への突入はドキドキします。
銃撃戦、通訳は基本兵士ではありません。
作戦に口出しできません。

そんな中、曹長と通訳が生き残り、サバイバルです。
説明セリフはなく、二人の間の会話も最小限です。
「コヴェナント」とは、約束、契約、盟約、合意、協定。

恩義は恩義で返す。
彼を送り出す奥さんのセリフがいい。

あのガイ・リッチー監督がこんな作品も撮るんです。
真正面からのドラマです。

ただし、あくまでアメリカ側からの視点であり、タリバンは悪であり、バンバン殺しまくります。
彼らにも家族があり、言い分もあるんですが。
ここらがこういう作品の限界かもしれません。

アクションも一級です。
でも、主人公が死ぬはずないという前提があるので、そこは少し弱いかな。

2023年。123分。TOHOシネマズなんば。4.0。




お名前
メール
画像添付


削除キー ( 記事を削除する際に使用 )
文字色