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ゴジラVSビオランテ
組長
投稿日:2023年11月13日 10:14
No.523
《ゴジラシリーズ初監督の大森一樹が映画化したシリーズ第17作。
新宿副都心の大破壊から5年。
核兵器を無力化し、世界の軍事バランスをも左右する抗核バクテリアを作り出せるゴジラ細胞(G細胞)を巡る争奪戦が繰り広げられていた。
遺伝子工学の権威・白神博士は、亡くなった娘の細胞を密かにバラの花に融合していたが、娘の細胞を生かすため、G細胞をバラの種子に組み込んだところ、巨大怪獣化しビオランテが誕生した。
そして三原山で目覚めたゴジラとの闘いが始まる。》
2022年のゴジラ映画人気ランキング、第2位です。
ちなみに1位は「シン・ゴジラ」、3位が「ゴジラ(1954年)」。
「ゴジラ-1.0」の興奮がまだ冷めていません。
放映されていたので、つい観てしまいました。
本作からゴジラ細胞が登場し、ゴジラはゴジラ自身と戦うようなお話が出てきます。
遺伝子操作、抗核バクテリア(核を無力化するバクテリア)等、魅力的なアイテムが登場します。
ゴジラが対するのは、シリーズ初で唯一の巨大植物です。
そら放射線を吐かれたら、勝てるわけないですけど。
そして、本作では高橋政伸を中心とする自衛隊が真正面からゴジラに挑みます。
鈴木京香もメンバーやったんや。
脚本が少し緩く、G細胞の争奪戦や博士の娘への思い、さらに恋愛模様も織り込んでいますので、散漫になっているところがつらいです。
といっても、先ごろ亡くなった大森一樹監督のゴジラ映画は私は結構好きです。
この後、「ゴジラVSキングギドラ」があり、脚本で参加したシリーズ屈指のヒット作「ゴジラVSモスラ」、いったん終焉となった「ゴジラVSデストロイア」があります。
特撮部分はやはりちょっとなあなところもありますが、当時としてはよく頑張っています。
久しぶりに観て懐かしかったなあ。
1989年。105分。ムービープラス。3.5。
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