映画同好会
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アミスタッド
組長 投稿日:2023年10月01日 10:10 No.508
《S・スピルバーグ監督が、奴隷制度をめぐる闘いの実話を映画化した感動作。
奴隷船で反乱を起こし、殺人罪に問われた黒人たちを救うべく、尽力を続けた人々の姿を描く。
奴隷船の“積み荷”扱いされた黒人たちが、自らの生命と自由を守るべく反乱を起こす。
だが、アメリカにたどり着いた彼らは殺人罪に問われ、死を待つ囚人となった……。
19世紀の実話をもとに描くスピルバーグ監督の一大野心作。
当時、スピルバーグ監督が設立に加わった新会社ドリームワークスの第1回作品として発表された。
人間の根源的な自由を求める闘いを、彼ならではのヒューマニズムを盛り込みながら描写する。
M・フリーマン、A・ホプキンスら実力演技派がずらりそろって繰り広げる息詰まる競演が見ものだ。》

スピルバーグ監督作品ではあまり有名でもなく、さほど評価も高くありません。
私も観そびれていました。

いい映画ではありますが、ここぞというシーンがなく、劇的な展開もありません。
というのは、一応裁判劇ではありますが、裁判が中心ではないのです。

もちろん、人種差別黒人奴隷がテーマですが、あまり響かない。
酷いシーンもありますが、そこが主眼にならないのです。

米大統領選挙が背景にあったり、南北戦争の引き金になったり、どうも話が絞られていないのです。
ですから、裁判での無罪も劇的になりません。

実話であるので、仕方ない面もありますが、エンタメにはなっていません。

主役はマシュー・マコノヒー。
終了後の出演者クレジットのトップは、モーガン・フリーマンでした。
さほど活躍していないのに、なんで?

その後を報告する、エンドクレジット、どうも後味は悪いものでした。

1997年。155分。WOWOW。3.6。




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