映画同好会
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グランツーリスモ
組長 投稿日:2023年09月21日 20:54 No.502
《世界的人気を誇る日本発のゲーム「グランツーリスモ」から生まれた実話をハリウッドで映画化したレーシングアクション。
ドライビングゲーム「グランツーリスモ」に熱中する青年ヤン・マーデンボローは、同ゲームのトッププレイヤーたちを本物のプロレーサーとして育成するため競いあわせて選抜するプログラム「GTアカデミー」の存在を知る。
そこには、プレイヤーの才能と可能性を信じてアカデミーを発足した男ダニーと、ゲーマーが活躍できるような甘い世界ではないと考えながらも指導を引き受けた元レーサーのジャック、そして世界中から集められたトッププレイヤーたちがいた。
想像を絶するトレーニングや数々のアクシデントを乗り越え、ついにデビュー戦を迎える彼らだったが……。
主人公ヤンを「ミッドサマー」のアーチー・マデクウィ、GTアカデミーの設立者ダニーをオーランド・ブルーム、指導者ジャックをデビッド・ハーバーが演じる。
監督は「第9地区」のニール・ブロムカンプ。
実在のヤン・マーデンボローがスタントドライバーとして参加している。》

プレイステーションのゲーム、「グランツーリスモ」。
そのゲーマーが本物のレーサーになったという実話。
当然ですが、ソニーが映画化。
実名での映画化で、日産自動車が前面に出ております。

やたら評判がいいので鑑賞しました。
そうですねえ、深みはないですがカーレース映画として楽しめました。
もはや古典の「グラン・プリ」やル・マンに特化した「栄光のル・マン」のような名作には及びませんが。

ニール・ブロムカンプらしい物語の推進力で、ぐいぐい見せます。
それはいいのですが、ここぞというところもじっくり描かないので、どうも薄っぺらな感じです。
簡単に言えば、話がうまく進みすぎなのです。

全くゼロから訓練してレースにデビューし、世界を転戦する話ですから、2時間少しで描くには仕方ないですけど。
ですから、恋愛とか父子の愛とかも軽めの扱いです。
その分レースに重きを置いていますが、それもあまり詳細には描いておりません。
どうしてもダイジェストになってしまいます。

レースの描写は非常にわかりやすいです。
アナウンサーの説明でなく、ゲームのような表示。

アナログの時代でなく、現代のレースです。
ゲーム感覚で本物のレースができるの夢じゃないのです。
そんな簡単にいくか?
ゲームが本物を超えてしまう世の中がやってきているのかもしれません。

東京も出てきますが、ソニーと日産へのリスペクトでしょうか。
別にいらんかったなあ。

2023年。135分。なんばパークスシネマ。4.3。




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