映画同好会
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AKIRA
組長 投稿日:2023年09月19日 14:10 No.501
《漫画家の大友克洋が1982年から「ヤングマガジン」で連載した同名コミックを、大友自らが監督を務めて1988年にアニメーション映画化。
近未来の東京を舞台に超能力者と暴走族の少年たちや軍隊が繰り広げる戦いを描き、製作期間3年、総製作費10億円という当時としては破格の歳月や労力をつぎ込んで生み出された濃密でハイクオリティなアニメーションが国内外に多くの影響を与えた伝説的な一作。
1988年7月、関東に新型爆弾が落とされて第3次世界大戦が勃発。
それから31年が過ぎた2019年、東京湾上に築かれた新たな都市=ネオ東京は翌年にオリンピック開催を控え、繁栄を取り戻しつつあった。
ある夜、職合訓練校に通う不良少年の金田と仲間の鉄雄らは、閉鎖された高速道路でバイクを走らせていたが、そこで26号と呼ばれる奇妙な男と遭遇する。
その男は、軍と対立するゲリラによって、「アキラ」という軍事機密と間違えてラボから連れ出され、軍に追われていた。
そこへ現れた軍によって、26号と接触して負傷した鉄雄が連れ去られてしまい……。》

なぜか縁がなくて未見でした。
うわさはかねがね聞いておりました。

映像のすばらしさは文句の言いようがありません。
ディテールまでしっかり描いています。
そんなとこはどうでもいいのにと思えるシーンまで、一切手抜きはありません。
世界に誇るセルアニメーションと言われるゆえんです。

ただし、物語は少しわかりにくい。
人類が作った超能力者、AKIRAを受け継ぐ子供たち。
偶然その力を手に入れた鉄雄、助けようとする仲間、金田たち。
軍事利用をもくろみ、クーデターを起こす軍部。

最終的には助かったのか。
いや、AKIRAは誰の中にもあるって。

音響、音楽、そして映像。
当時の表現としての最先端。
確かに今観ても全く古さを感じさせません。

もうちょっとわかりやすかったら最高やったのに。

1988年。124分。ムービープラス。4.2。




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