映画同好会
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け
組長 投稿日:2023年09月10日 21:59 No.498
《大物映画製作者ハーヴェイ・ワインスタインが、何度も繰り返した性暴力を記事で告発した、ニューヨークタイムズ紙の女性記者コンビの奮闘をたどる、実録社会派映画の秀作。
2017年から世界的に注目された、セクハラ・性暴力を受けた女性たちが抗議の声を上げる“#MeToo(私も)”運動。そのきっかけになったのがワインスタインの一連の事件。
これらを入念に取材したM・トゥーイーとJ・カンターがピュリツァー賞に輝いた実録小説「その名を暴け‐#MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い‐」を映画化。
被害者の女性たちの悲痛な告白、その代弁者になるべく全身全霊を注いだ記者コンビの苦闘に心が震える。
出演は「プロミシング・ヤング・ウーマン」のC・マリガンら。》

おりしもジャニー喜多川の性暴力が告発されている中、米での対処の仕方を観れば、その違いに愕然とします。
さすがはアメリカです。
どんな圧力や脅迫にも屈しない、これぞジャーナリズムです。
会社名や人物名も実名で登場します。

アシュレイ・ジャッドは本人として登場し、映画の質を高めました。
グウィネス・パルトロウは名前だけでしたけど。

二人の私生活は特にリンクしませんでした。
回想シーンもちょっと中途半端です。
そのものズバリのシーンはないので、あまりいらんかったかな。

セリフだけでもむかつきます。
女性たちへの同情と怒りと。
なんでこんなやつが、権力を振りかざして好き放題やってたんでしょう。

ついに記事にできるシーンは感動です。
泣けます。

実力がなくても、TVや映画に出まくれば、人気はついてくるかもしれません。
その逆に実力があっても、出演できなければ消えていくかもしれません。
芸能界って、そんなところもありますので、こういう犯罪がはびこるのです。

もううんざりです。
実力が正当に認められる社会を望みます。

日本のメディアの猛省を望みます。

2022年。135分。WOWOW。3.9。




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