映画同好会
| トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 | ▼掲示板作るならRara掲示板 |

MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない
組長 投稿日:2023年07月02日 12:52 No.474
《長編デビュー作「14歳の栞」で注目を集めた竹林亮が監督を務め、タイムループに陥った小さなオフィスの社員たちが脱出を目指して奮闘する姿を描いたコメディ。
小さな広告代理店に勤める吉川朱海は、憧れの人がいる大手広告代理店への転職を目指しながらも、仕事に追われる多忙な日々を過ごしていた。
ある月曜日の朝。
彼女は後輩2人組から、自分たちが同じ1週間を何度も繰り返していることを知らされる。
他の社員たちも次々とタイムループに気づいていくが、脱出の鍵を握る永久部長だけが、いつまで経っても気づいてくれない。
どうにか部長に気づかせてタイムループから抜け出すべく悪戦苦闘する社員たちだったが……。
主人公・吉川を「コントラ KONTORA」の円井わん、永久部長をマキタスポーツが演じる。》

いかにも日本映画らしいタイムループもの。
狭い空間、少ない登場人物、無名の俳優たち。
脚本のアイデア勝負です。

同じシーンをいかに何度も見せるか。
くどくなく、見せていけるのがうまいです。
そして、キーワードは鳩。

テーマはもう自明。
みんな同じ毎日、同じ一週間を繰り返す。
抜け出すにはどうするか、どうしたらいいのか。
自分一人では困難で、周囲の協力も不可欠。

でも、それを否定するわけではありません。
タイムループも悪くないのかな。
「ジュリア(s)」と同じ。

それにしても最近こういう設定の話ばっかりです。
過去改変やら、マルチバースやら、タイムループやら。
人生やり直したいのか、いや人生を肯定したいのか。

やり直すのに年齢は関係ないのか。
少し考えてみてもいいのかもしれません。

軽い作品ではありますが、ちょっといいテーマではあります。

2022年。82分。WOWOW。4.0。




お名前
メール
画像添付


削除キー ( 記事を削除する際に使用 )
文字色