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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
組長 投稿日:2023年06月28日 10:08 No.470
《ピーター・パーカーの遺志を継いだ少年マイルス・モラレスを主人公に新たなスパイダーマンの誕生を描き、アカデミー長編アニメーション賞を受賞した2018年製作のアニメーション映画「スパイダーマン スパイダーバース」の続編。
マルチバースを自由に移動できるようになった世界。マイルスは久々に姿を現したグウェンに導かれ、あるユニバースを訪れる。
そこにはスパイダーマン2099ことミゲル・オハラやピーター・B・パーカーら、さまざまなユニバースから選ばれたスパイダーマンたちが集結していた。
愛する人と世界を同時に救うことができないというスパイダーマンの哀しき運命を突きつけられるマイルスだったが、それでも両方を守り抜くことを誓う。
しかし運命を変えようとする彼の前に無数のスパイダーマンが立ちはだかり、スパイダーマン同士の戦いが幕を開ける。
オリジナル英語版ではシャメイク・ムーアが主人公マイルス、ヘイリー・スタインフェルドがグウェン、オスカー・アイザックがミゲルの声を担当。》

絶賛に次ぐ絶賛、米では興収1位に返り咲きです。
前作の映像表現にさらに磨きがかかり、もはやアートの域に達しています。
1秒間24コマを3種の媒体、あるいは3分の1にしての表現とか。

水彩画であったり、油絵であったり、3Dであったり。
縦横無尽、観客に休息を与えません。
今回は実写やレゴまで登場します。

まあ、この映像表現だけでも十分見る価値ありです。

テーマはシンプル。
親と子の愛情、絆。
本作はグウェンにもかなり比重が置かれます。
親の愛情が子供に届くのか。

「愛されてることを疑わないで」

もう一つのテーマは、スパイダーマンになったことによる運命は変えられないのか、ということ。
運命は自分で切り開けるのか。
一人を助けるか、世界を救うか。
運命に逆らおうとする、マイルスはどうなる?

というところで、次作に続くって、それはないです。
来年まで待ってって。
「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」。

本作は「スター・ウォーズ」エピソード5の立ち位置です。
スパイダーマン同士が戦う、ジェダイとシスです。

米国のコミック、グラフィック・ノベルがそのまま動き出したような表現、画期的なアニメです。

でも、ちょっと長いかな。

2023年。140分。TOHOシネマズなんば。4.4‼。




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