映画同好会
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こんにちは、私のお母さん
組長 投稿日:2022年01月28日 00:08 No.247
《中国の人気喜劇女優ジア・リンが初監督・脚本・主演を務め、亡き母との実話を織り交ぜながら描いたタイムスリップ・コメディ。
元気と明るさだけが取り柄で、何をやっても上手くいかず母に苦労ばかりかけてきた娘。
ある日、母と一緒に交通事故に巻き込まれたことをきっかけに、20年前の1981年にタイムスリップしてしまう。
そこで若き日の母と出会った彼女は、母の幸せのため、お金持ちの男性と結婚させようと奮闘する。
しかしそれは、自分がこの世に産まれてこないことを意味していた。
ジア・リンが撮影時39歳にして主人公の高校生を演じた。》

約937億円の興行収入、全世界公開映画興行収入第2位、どんな映画でしょう。

タイムスリップものと思っていましたが、さにあらず。
母と娘の愛情物語でありました。
まあ普遍的なお話です。

過去に行って何かをしようという話ではありますが、別にそれにこだわるわけでもありません。
一生懸命努力するというだけの話です。
ですから、ちょっと盛り上がりませんでした。
クライマックスが何かということです。
ここが弱いので、あまり感情移入ができず、泣けずに残念でした。

展開はベタなギャグばかり。
身体的特徴やコケることで笑いを取ります。
あまりにも古くて、さほど笑えません。
時代が1981年だと意識しているのかな。

その1981年の中国の生活が興味深いです。
20年以上遅れています。
買物券でTVを買う、それも白黒です。
こんなに貧しかったのです。

感情移入しにくいのは、ごめんなさい、ジア・リンです。
いくらなんでも高校生というのは無理がありすぎです。
美人である必要はないですが、やはり年齢がねえ。

こういう作品が特大ヒット、中国も捨てたもんではありません。
国策の国威発揚映画ばっかりでもないのですね。

2021年。128分。大阪ステーションシティシネマ。3.9。




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