映画同好会
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ザ・ロック
組長 投稿日:2021年04月10日 22:28 No.106
《猛毒の神経ガス・ロケット弾を奪ってアルカトラズ島を占拠したテロリスト集団と、密命を帯びて島に潜入した2人の男の戦いを描いたアクション大作。
スリリングなストーリー、大がかりなアクション、主演の3人の男優の好演など見どころは多い。
「ホーリー・ウェディング」のデイヴィッド・ウェイスバーグとダグラス・S・クックの原案を基に、彼らとこれがデビューとなるマーク・ロスナーが共同で脚本を執筆。
監督に前作「バッドボーイズ(1995)」でデビューし、注目されたマイケル・ベイが抜擢された。
製作は「クリムゾン・タイド」「バッドボーイズ」などのヒットメーカー・コンビ、ドン・シンプソンとジェリー・ブラックハイマーで、95年に他界したシンプソンの遺作となった。
エグゼクティヴ・プロデューサーはウィリアム・スチュアート、ルイス・A・ストローサー、主演のショーン・コネリーの共同。
主演は「理由」のショーン・コネリー、「リービング・ラスベガス」のニコラス・ケイジ、「ニクソン」のエド・ハリス。
共演は「トゥームストーン」のマイケル・ビーン、「12モンキーズ」のデイヴィッド・モース、「デンバーに死す時」のウィリアム・フォーサイス、「彼と彼女の第2章」のジョン・スペンサー、共に舞台で活躍し、これが映画デビューとなったクレア・フォーラーニとヴァネッサ・マーシルほか。》

「午前十時の映画祭」第一弾。
正直言って、本作が選ばれるとは思っていませんでした。
ショーン・コネリー追悼という意味合いがなかったら、果たして選ばれていたかどうか。
もちろん、面白い作品ではありますが。

プロットは二部構成と考えていいです。
前半部はサン・フランシスコ編、後半はアルカトラズ島編になります。
早い話、前半部はサービス編で、主筋から外れておりますので、別に要りません。
ここを整理すれば、上映時間はかなり短縮されます。
でもこのカーアクション、さすがハリウッド、サービス満点、おなかいっぱい。

でいよいよアルカトラズ島に潜入です。
作戦がいかにも場当たり的で緻密でないのが、マイケル・ベイらしさ、ジェリー・ブラックハイマーらしいところです。
その分、わかりやすさは抜群です。
ご都合主義もありますが、アクションの派手さ、テンポの速さ、カット割りの素早さ等々、ぐいぐい引っ張って飽きさせません。

ニコラス・ケイジ、若い。
ショーン・コネリー、渋い。
優しい悪役エド・ハリス。
極悪非道でない分、緊張感が少し薄れ、タイムリミットサスペンスが生きてこないのが少し残念です。
そのかわり、三者三様の性格がくっきりしていて感情移入はしやすくなっています。

ケネディ大統領暗殺の真犯人って、誰?

こういうのが良くも悪くも米映画、ハリウッド映画、娯楽映画です。

今回の「午前十時の映画祭」、一般料金1,500円です、値上げしてます。

1996年。135分。大阪ステーションシティシネマ。3.9。




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