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バーフバリ 伝説誕生
S・S・ラージャマウリ 投稿日:2022年07月31日 13:16 No.978



バーフバリ 伝説誕生(原題: Baahubali: The Beginning 印国) 2015年 全世界年間興行収入ランキング80位

巨大な滝の下で育った青年シヴドゥは、滝の上の世界に興味を持ち、ある日滝の上へとたどり着く。そこでシヴドゥは美しい女戦士アヴァンティカと出会い、恋に落ちる。彼女の一族が暴君バラーラデーヴァの統治するマヒシュマティ王国との戦っていることを知ったシヴドゥは、戦士として王国へと乗り込んで行く……

監督 S・S・ラージャマウリ 代表作 『マガディーラ 勇者転生』『マッキー』
脚本 S・S・ラージャマウリ
音楽 M・M・キーラヴァーニ
主演 プラバース(バーフバリ)


上映時間 138分


登場人物

シヴドゥ / マヘンドラ・バーフバリ: 王家の血を引く青年。

アマレンドラ・バーフバリ: シヴドゥの父親で先代の国王。(プラバース二役) 

アヴァンティカ: 美しき女戦士。(タマンナー)

バラーラデーヴァ: 現国王。(ラーナー・ダッグバーティ)


【起】
遥か昔、インドを統一していたマヒシュマティ王国があった。ある日、何者から追われていた老女は、赤ん坊を抱えて逃げていた。

川に身を投げ赤ん坊と一緒に逃げているところを付近にいた村人が目撃する。赤ん坊は村人に救われる。だが、続いて老女を救出しようとしたところ老女は川に流され姿を消すのであった。川で救われた赤ん坊は、シヴドゥと名前付けられ、村人の夫婦に育てられることとなる。

それから数十年、逞しい青年となり成長していた。彼は村の近くにあった滝の上の世界に憧れ、登ることを挑戦していた。だが、幾度挑戦するも失敗し、その都度彼の育ての親は心配するのであった。

ある日、いつもと変わらず滝の付近に行く。そこで滝の上から人の顔の輪郭をしたお面が1つ落ちてくる。シヴドゥはお面に惹かれるものを感じ、思いのまま滝の上に登る。滝を登る最中、見知らぬ女性の幻影を見る。女性に惹かれ導かれるまま駆け上がるシヴドゥ。そしてついに滝の頂上に辿り着くのであった。

【承】
滝の上に登ったシヴドゥ。そこには森が広がっており、生活ができる世界が広がっていた。森を歩いていると先ほどまで幻影として見ていた女性アヴァンカが何者かと交戦し、仲間と共に追手を撃退していた。

アヴァンカの後を追うと、彼女とその仲間はマヒシュマティ王国から虐げられており、現王国の政権に反逆したことで囚われていたデーヴァセーナ王妃の奪還も実施しようとしていた。

アヴァンカが一人になったタイミングを見計らい接触する。当初得体の知れないシヴドゥに警心を持つ。だが、シヴドゥから女性として扱いを受けたことに心をときめかせシヴドゥに惹かれていく。その後、アヴァンカらと一緒にデーヴァセーナ王妃の救出に手を貸すことを決める。

一方、マヒシュマティ王国では囚われているデーヴァセーナ王妃のもとへ王家に仕える兵士カッタッパがやってくる。王妃を救出しようとするも彼女はいつか息子がやってくると言いカッタッパの助けを拒むのであった。

【転】
シヴドゥはマヒシュマティ王国に侵入した。そこで捕まっていた王妃を見つけ救出する。マヒシュマティ王国の現国王バラーラデーヴァは、カッタッパにシヴドゥを追いかけるよう命じる。

シヴドゥは、自分の首を狙いに来たバラーラデーヴァの息子バドラ王子と相まみえる。シヴドゥはバドラ王子を圧倒し首をはね殺害する。その後、追いかけてきたカッタッパとシヴドゥは互いに剣を交える。だが、シヴドゥの顔を見た瞬間、かつて伝説の国王の名である「バーフバリ」と発声し、シヴドゥにひれ伏す。周囲の人間も彼にひざまずくのであった。

聞きなれない名前で呼ばれることに困惑するシヴドゥ。翌日カッタッパはシヴドゥに先代の国王アマレンドラ・バーフバリの息子で本当の名前はマヘンドラ・バーフバリであることを伝える。

自身の出生のルーツが国王の血を受け継ぐ者であることに驚きつつ、なぜ滝の下で別の親に育てられることとなったか疑問に感じたシヴドゥ。カッタッパは、シヴドゥの父アマレンドラに起きた真実を話し始めるのであった。

【結】
遡ること50年、マヒシュマティ王国の国王は亡くなり、王妃は子供を出産するとともに命を引き取る。王妃の命と引き換えに誕生したのがアマレンドラであった。

跡継ぎがいなくなり情勢が安定しなかったため、新たな国王を決める必要があった。亡くなった国王には兄ビッシャラデーヴァがいたが彼には才に乏しかった。そこで彼の妻シヴァガミが国王の代理となる。

その後、アマレンドラとビッシャラデーヴァの息子バラーラデーヴァは成長し王を継ぐにも適した年齢となっていた。そのタイミングで王国の情報が隣国カーラケーヤに洩れ、王国に攻め込もうとしていた。

カーラケーヤのリーダーの首を取ったほうが王を継ぐことが決まり、アマレンドラとビッシャラデーヴァの王位継承も兼ねた戦となることが決まった。

誠実かつ共に戦う仲間を大切にするアマレンドラと、アマレンドラの邪魔をして姑息な戦いで仲間の犠牲も厭わないビッシャラデーヴァ。最終的に敵国の大将を追い詰めたアマレンドラを邪魔しビッシャラデーヴァが首を取る。

だが、シヴァガミはアマレンドラの民を大切にする意識こそが国王に求められる才能だと伝え、アマレンドラを国王としたのであった。

事実を聞いたシヴドゥだが、なぜ自分の父がいないかをカッタッパに聞く。彼は家臣である自分が裏切ってしまったからだと伝えるのであった。

The End_MIHOシネマ


みんなの評価 4.0/5.0

最高 (^0^)

インドの映画という事で全く期待していなかったが、とんでもない!ドはまりしました。
アメリカのスーパーヒーロー物より遥かに面白かったです。

最低 ( ` 3´)

ダンスのないインド映画が増える傾向みたいだったが、なんでもかんでもアメリカナイズすりゃいいってわけじゃねえだろうよ。
これをやっちゃお終いよ。




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