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ブラインド・フューリー
フィリップ・ノイス 投稿日:2022年02月06日 12:51 No.880



ブラインド・フューリー(原題: Blind Fury 米国) 1989年 全米年間興行収入ランキング30 ランク外

ベトナムの戦場で視力を失い、あちこちを放浪していた男。彼は戦友の息子に会うために久しぶりに故郷に帰る。しかし、再会も束の間、少年は悪の組織に誘拐されてしまい、盲目の男はその救出に赴く……アメリカ版の座頭市

監督 フィリップ・ノイス 代表作 『パトリオット・ゲーム』『今そこにある危機』『ボーン・コレクター』
脚本 チャールズ・ロバート・カーンズ
音楽 J・ピーター・ロビンソン 代表作 『カクテル』『キャデラック・マン』『15ミニッツ』
主演 ルトガー・ハウアー(ニック) 代表作 『危険な愛』『ブレードランナー』『ヒッチャー(1986)』
原作 笠原良三 『座頭市血煙り街道』

上映時間 86分


登場人物

ニック・パーカー: 盲目のベトナム帰還兵。

フランク・デヴロー: ニックの戦友。(テリー・オクィン) 代表作 『W/ダブル』『ロシアン・ルーレット』『真実の行方』
ビリー・デヴロー: フランクの息子。(ブランドン・コール) 代表作 『父の恋人』『天井桟敷のみだらな人々』

アニー: フランクのガールフレンド。(リサ・ブロント) 代表作 『愛と青春の旅だち』『パラダイム』『ニードフル・シングス』

クロード・マクレディ: 麻薬組織の首領。(ノーブル・ウィリンガム) 代表作 『シティ・スリッカーズ シリーズ』『アンカーウーマン』
スラグ: クロードの部下。(ランダル・テックス・コブ ) 代表作 『チャンプ』『赤ちゃん泥棒』『バイス』
殺し屋: 日本人の剣術家。(ショー・コスギ) 代表作 『ニンジャ シリーズ』『兜 KABUTO』『ニンジャ・アサシン』


【起】
ベトナムに派遣されていたアメリカ兵のニック・パーカーは、迫撃砲の爆発で失明した。村人に助けられたニックは怪我から回復し、盲目のままではあるが、他の感覚を使いこなす訓練を受け、剣の達人となった。

【承】
20年後、アメリカに帰国したニックは、かつての戦友であるフランク・デヴローを訪ねるが、フランクは行方不明となっていた。ニックは、フランクの息子ビリーと、フランクの元妻でビリーの母親リンに出会う。その数分後、麻薬組織のボス、クロード・マクレディの部下であるスラグが、フランクを脅迫するためにビリーを誘拐しに2人の汚職警官を連れてやって来る。ニックの活躍により警官たちは倒されるも、ビリーは気絶し、スラグはリンに重傷を負わせて逃走する。リンは最期の言葉として、ビリーをネバダ州リノにいるフランクのもとへ連れて行くようニックに伝える。

リノへ向かう途中の休憩所で、ニックはビリーに母の死を伝える。ビリーはニックから逃げ出し、スラグと子分たちにつかまってしまう。ニックが2度もビリーを助けたことで、スラグは逃げ出し、ビリーとニック(ニックおじさんと呼ばれている)は互いに親しみを覚えるようになる。

リノにたどり着いた二人は、フランクの恋人アニーを見つけ、フランクのもとへ連れて行くように頼み込む。しかし、マクレディの手下に誘拐されそうになったところを逃れたアニーは、友人のコリーンの家に身を隠すことを2人に提案する。アニーはニックをマクレディのカジノに連れて行くが、そこではフランクがマクレディの麻薬を作っていた。アニーはビリーを見守るためにコリーンの家に戻り、ニックはフランクを助ける。ニックとフランクは再会し、フランクはマクレディの麻薬の重要な成分を奪い、研究室を破壊する。カジノの警備員を避けて逃げ出したニックとフランクは、ビリーを父親と再会させるためにコリーンの家に向かうが、コリーンは死んでおり、ビリーとアニーは誘拐され、ビリーとアニーと引き換えにマクレディの所有するペントハウスに麻薬を持ってくるように指示されたメモを見つける。

【転】
待ち伏せされていることを知ったニックとフランクは、自家製のナパーム弾で武装する。マクレディの部下を皆殺しにした後、彼らはマクレディがビリーとアニーに銃を突きつけているのを発見する。マクレディはニックを殺すために日本人の殺し屋を雇ったが、2人の壮絶な剣戟の末、ニックは殺し屋を湯船で感電死させて勝利する。スラグはニックの肩を撃ち、ニックはスラグに剣を投げて突き刺す。続いてマクレディが邪魔をしようとするが、フランクに止められる。ビリーは彼のロープを逃れ、ニックの剣を投げつけるが、それは湯船に落ちてしまう。スラグが銃に手を伸ばした時、ニックは暗殺者の剣を掴んで斬りつけ、彼を真っ二つにして窓から落下させる。

【結】
フランクはビリーとアニーと再会し、サンフランシスコに向けて出発する。ニックはチケットを落とし、行かないことを選ぶ。ビリーはニックを追いかけ、彼が必要だと告げる。ニックは、ビリーのことは好きだが、父のもとに帰るべきだと言う。ニックは通りを横切り、バスに追い越されて消えてしまう。ニックが去ったことを悲しんだビリーは、橋の上から恐竜のおもちゃを投げ、ニックがそれをキャッチする。ビリーは最後にニックに声をかけ、「寂しい」と伝える。フランクがビリーに追いつき、二人は抱き合う。ニックは涙を流しながら笑顔でサングラスをかけ、ビリーの恐竜のおもちゃを左腕に抱えて遠くへと去っていくのだった。

The End_Wikipedia


んなの評価 3.3/5.0

最高 (^0^)

B級映画の傑作。
ルトガーの知的さがユーモアとなって味をつけている。演出もいい。全世界「低予算B級映画」の三本の指に入る出来栄えだと思います。

最低 ( ` 3´)

20年以上前より撮影技術もあって、当時の日本映画より遙かに予算もあるはずなのに、
座頭市には遠く及ばない完成度と言わざるを得ない




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