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エリザ
ジャン・ベッケル 投稿日:2022年01月30日 19:45 No.877



エリザ(原題: Elisa 仏国) 1995年 全世界年間興行収入ランキング100 ランク外

作曲家の夫に捨てられ、人生に絶望したエリザは、娘マリーを枕に押しつけ自分は拳銃で自殺した。辛うじて生き延びたマリーはその後、孤児院に預けられ少女へと成長する……

監督 ジャン・ベッケル 代表作 『勝負をつけろ』『タヒチの男』『クリクリのいた夏』
脚本 ジャン・ベッケル、ファブリス・カラゾ
音楽 ズビグニエフ・プレイスネル、セルジュ・ゲンズブール、ミシェル・コロンビエ
主演 ヴァネッサ・パラディ(マリー) 代表作 『ハーフ・ア・チャンス』『橋の上の娘』『ジゴロ・イン・ニューヨーク』


上映時間 115分


登場人物

マリー: エリザの娘で、孤児院育ちの少女。

ジャック: マリーの父親。(ジェラール・ドパルデュー) 代表作 『バルスーズ』『グリーン・カード』『1492 コロンブス』
エリザ: ジャックの妻。(フローレンス・トマシン) 代表作 『ボーマルシェ フィガロの誕生』『趣味の問題』『ありふれた愛のおはなし』

ソランジュ: マリーの孤児院仲間。(クロチルド・クロー) 代表作 『ピストルと少年』『心の地図』『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』
アーメッド: マリーの孤児院仲間。(セクー・サル) 代表作 『IP5 愛を探す旅人たち』




【起】
マリーの父親ジャックは元作曲家あるいは売れない作曲家であった。母親のエリザは、家計を助けるために働きに出ていたが、それでも生活は苦しかった。ジャックは姿をくらまし、エリザはマリーを横に抱いた状態で拳銃で自殺した。エリザは二十歳。マリーは孤児院で育った。

【承】
同じく孤児院で育った同年代のソランジュと言う女性と10歳すぎくらいのアーメッドというアラブ系の男の子と仲が良い。だいたいは三人で悪いことをしている。例えば泥棒したり、結婚式に入り込んでぶち壊したり...。

三人でしばらく孤児院を飛び出していたが、マリーは孤児院に戻ってきて、管理者にいろいろ文句を言って、自分の書類を貰って読む。母親や父親のことも書いてある。「半年もどこに行ってたの?」と詰問されるが平然と煙草を吸っていたりする。

その後、街中にあるロッカーから箱を取り出してトイレに入る。箱の中に絵葉書があった。絵葉書は(フランス北西部の)ブルターニュのサン島から出されており、ジャックからエリザに宛てたもの。絵葉書の裏はエリザという曲の楽譜。その他にエリザとマリーの写真。他のものは便器の中に投げ捨てた。それから自分のバッグの中からエリザが自殺に使った拳銃を取り出して眺める。

アーメッドを知人に預けてお願いした。「私は子供が欲しかった。喜んで面倒をみよう」との返事。ソランジュにはヴィデオメッセージを残した。「簡単に男について行ったらだめよ」などとだいたいは忠告する内容なのだが、それにはソランジュに対する親しみが込められており、ソランジュは泣き出した。

マリーはサン(Sein)島に渡った。目的は母親エリザを自殺に追い込んだ父親ジャックに復讐するため。酒場に入って一人一人を見回す。女性の眼からすれば、野卑な感じの男性ばかりである。それでも一人一人を観察した。ジャックらしき人物は、すぐに見つかった。「ジャック」もみんなと同様に卑猥な話をしている。マリーは、確認するように「ジャック」を見た。

「ジャック」は喧嘩をして外に出た。マリーも外に出た。雨が降っている。「ジャック」はよろけながら歩いていくが倒れる。マリーは泣きながら近づく。そして拳銃を「ジャック」に向けるが、撃てないので拳銃を投げ捨てる。

次の日はマリーは一転して明るい表情。「ジャック」の家を訪ねてきて勝手に自転車を乗り回してはしゃいでいる。「ジャック」は、マリーが何者か分からず不思議な顔。「どこかで会ったか?」「昨日酒場で」。二人で自転車に乗る。名前を聞かれたので「エリザ」と答える。

「ジャック」の家には女性がいるので「結婚してるの?」と聞くが答えない。夜になって「ジャック」は海岸を飲みながら散歩。その女性が「体に悪いよ、戻ろうよ」と家に戻そうとする。マリーは二人を見ながら「ママ、(父親を)見つけた」とつぶやく。

次の日ジャックは海岸にいる。マリーが自転車で来て二人で寝転がって話す。マリーが裸になる。ジャックは自分の上着を着せる。「俺の前で尻を出すな」。「子供はいるの?」と聞くが答えない。ジャックの家に帰って食事をする。ジャックがもう一度名前を聞く。「言ったでしょ」「嘘だろ」。

ショーの会場。ジャックがピアノを弾いている。マリーが入ってくる。他の男から「(ジャックは)父親?」。「巡業でフランス中を周っている」。演奏が一段落してジャックと話す。ジャックと踊る。ジャックがマリーを見つめながら踊っている。

再びジャックはピアノ。ある男とダンスをしながら「デートするならピアノの男に500(フラン)」と囁く。その男がジャックに近寄っていく。ジャックとその男が喧嘩になる。マリーはさっさと逃げ出す。

【転】
ジャックが家に戻ってくるとマリーが中にいる。「一緒に住むわ」。ここでいろいろ口論。やっとジャックは自分の娘であることに気がついたようである。

【結】
朝、ジャックが外にでる。マリーは家に残る。マリーはエリザ宛の手紙を見つける。受取人死亡で返送されてきたもの。それを読んで泣く。
灯台の近くの岸壁。マリーが座っている。ジャックが寄ってきて抱きしめる。

The End_闇雲映画館

みんなの評価 3.8/5.0

最高 (^0^)

バネッサが若くて勢いがあってスタイル抜群で面白いです。
魅力的で可愛いバネッサを観る為の映画です。

最低 ( ` 3´)

主役がえらく薄っぺらく感じられました。
どうして、こんなペッタンコな映画になっちゃったのか




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