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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
アーヴィン・カーシュナー 投稿日:2020年08月02日 11:49 No.550



スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(原題: Star Wars: Episode V The Empire Strikes Back 米国) 1980年 全米年間興行収入ランキング1位

デス・スター壊滅の痛手から復活した帝国軍の前に、今や雪の惑星ホスで機会をうかがうしかない反乱軍。総攻撃を前にホスを脱出したレイアやハン・ソロたちは雲の惑星ベスピンへと旅立つが、ひとりルークはフォースの訓練を積むために伝説の<ジェダイ・マスター>ヨーダの住む惑星ダゴバへと向かった。ベスピンのクラウド・シティでソロの友人ランド・カルリシアン男爵の歓待を受けるレイアたち。だがそれはダース・ベイダーの仕組んだ罠だった……

監督 アーヴィン・カーシュナー 代表作 『特攻サンダーボルト作戦』『ネバーセイ・ネバーアゲイン』『ロボコップ2』
脚本 リイ・ブラケット、ローレンス・カスダン
音楽 ジョン・ウィリアムズ 代表作 『屋根の上のバイオリン弾き』『ファミリー・プロット』『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
主演 マーク・ハミル(ルーク) 代表作 『最前線物語』『風の惑星/スリップストリーム』『光る眼』

上映時間 124分 129分(特別篇)


登場人物

ルーク・スカイウォーカー: ジェダイの血を引く青年。

レイア・オーガナ: 反乱軍を率いる惑星オルデラン王室の姫。(キャリー・フィッシャー) 代表作 『シャンプー』『ハンナとその姉妹』『ソープディッシュ』
ハン・ソロ: 密輸業を営む無法者。(ハリソン・フォード) 代表作 『カンバセーション…盗聴…』『地獄の黙示録』『ブレードランナー シリーズ』

R2-D2: 宇宙用のアストロメク・ドロイド。
C-3PO: ヒューマノイド型プロトコル・ドロイド。
チューバッカ: ハン・ソロの相棒で惑星キャッシーク出身のウーキー族の戦士。

ヨーダ: 900年を生きたジェダイ・マスター。
オビ=ワン・"ベン"・ケノービ: 旧共和国末期のジェダイの騎士でルークの師匠。(アレック・ギネス) 代表作 『大いなる遺産(1946)』『さらばベルリンの灯』『インドへの道』

ダース・シディアス: 銀河帝国の初代皇帝。通称 ”シス卿”。
ダース・ベイダー: 皇帝シスの右腕。

ランド・カルリジアン: 惑星ベスピンの中心都市クラウド・シティの執政官。ハン・ソロの旧友。(ビリー・ディー・ウィリアムズ) 代表作 『ナイトホークス』『バットマン(1989)』

ボバ・フェット: 賞金稼ぎ。


【起】
反乱軍は帝国軍の要塞デス・スターを破壊したが、帝国軍の猛追により秘密基地を離脱、雪の惑星ホスに拠点を移していた。ハン・ソロは遅れに遅れたジャバへの借金返済のため、反乱軍を離れることを決める。しかし、雪男に襲われたルーク・スカイウォーカーを助けているうちに、帝国軍が惑星ホスを発見してしまう。帝国軍の激しい攻撃を受け、反乱軍は撤退。ハン、チューバッカ、レイア姫、ドロイドのC-3POは、ハンの船ミレニアム・ファルコン号で脱出した。一方ルークとR2-D2は、師匠のオビ=ワンの幻に教えられた惑星ダゴバへ向かう。オビ=ワンの幻は、そこでヨーダという名のジェダイマスターに教えを乞うよう言っていた。

ファルコン号はダース・ベイダー率いる帝国軍に追われていた。しかしなぜか光速移動装置が働かず、小惑星群に逃げ込む。船の修理中、ハンはレイアといい雰囲気になるが、C-3POに邪魔されてしまう。一方ルークは沼地の惑星ダゴバに不時着し、奇妙な年老いた宇宙人に出会う。彼こそが探していたヨーダだった。ヨーダはルークを試すためぼけたふりをしていたのだ。オビ=ワンの声に説得され、ヨーダはルークにフォースの使い方を教えることにする。

【承】
ダース・ベイダーの師で帝国軍皇帝のシス卿は、ルークが最強のジェダイ、アナキン・スカイウォーカーの子であると明かす。ダース・ベイダーは、ルークを殺さず仲間に引き入れるよう提案する。ダース・ベイダーはまずハンを捕まえるため、賞金稼ぎたちを雇う。未だ光速移動装置の動かないファルコン号は、帝国軍が出すゴミに紛れて脱出する。しかしそのあとを賞金稼ぎボバ・フェットがこっそりついてきていた。

修行の中でルークはフォースの暗黒面、ダークサイドを目の当たりにする。その中でルークはダース・ベイダーと戦う幻を見た。そのマスクの下に自分そっくりの顔を見てルークは恐れおののく。一方でルークは、フォースの持つ偉大な力も体感した。ヨーダが精神の力だけで戦闘機を持ち上げたのだ。ルークは厳しい修行に耐え、力をつけていった。しかしハンたちが捕らえられる未来を垣間見たルークは、ヨーダが止めるのも聞かず出発してしまう。

ハンたちは昔の悪友で元ギャンブラーのランド・カルリジアンに助けを求めることにする。ランドは今では、誰かからだまし取った鉱業都市の執政官だった。ランドはハンたちを歓迎する。しかし、部屋に案内される途中でC-3PO が姿を消してしまう。レイアは言い知れぬ不安を感じていた。

【転】
チューバッカが廃材置き場でバラバラになったC-3POを発見した。ランドはハンたちを裏切り、都市の安全のためボバ・フェットとダース・ベイダーを呼び寄せていたのだ。ハンとレイアはダース・ベイダーに捕まってしまう。ダース・ベイダーは彼らをルークのおとりにしようとしていた。

ルークが向かってきているのを知り、ダース・ベイダーはハンを凍結することにする。ハンダース・ベイダーはランドとの取り決めを無視し、ハンをボバ・フェットに引き渡し、レイアを帝国軍に連れ帰ろうとする。次々とランドとの約束を反故にするダース・ベイダーに、ランドは怒り、自分の行動を後悔した。ランドはハンを助けるため、レイアたちと発着台へ急ぐ。しかし一歩間に合わず、ボバ・フェットはハンを連れて行ってしまった。

一方都市に侵入したルークの前には、ダース・ベイダーが立ちはだかる。2人の一騎打ちが始まった。ダース・ベイダーはダークサイドのフォースと言葉攻めで、ルークを撹乱する。まだ修行中のルークには、敵わない相手だった。

【結】
ランドとレイアたちはR2-D2と合流し、ファルコン号へ乗り込んだ。一方ルークは、まだダース・ベイダーと戦っていた。オビ=ワンの名を出されて怒りでフォースを乱したルークは、ダース・ベイダーに右手を切り落とされてしまう。追い詰められたルークをダース・ベイダーはダークサイドに誘う。そして、自分がルークの父親なのだと告白する。今まで父親をダース・ベイダーに殺されたと教わってきたルークにとって、これほどショックなことはなかった。仲間になれと手を差し出すダース・ベイダーを前に、ルークは空中都市から落ちてゆく。

かろうじて突起に捕まったルークの声を、レイアが感じ取った。ファルコン号はルークを救出する。惑星から脱出したファルコン号を、帝国軍が追ってきた。しかし光速移動装置は帝国軍に壊されていた。R2-D2の働きによって、光速移動装置を修理したファルコン号は、危機一髪帝国軍の魔の手から逃れる。

反乱軍の船にレイアとルークを残し、ランドとチューバッカはファルコン号に乗り、ハンを探すため出発した。ルークは右手を義手に変え、ファルコン号を見送る。惑星タトゥイーンで再会する約束を残して……。

The End _MIHOシネマ

第53回アカデミー賞 視覚効果賞 音響録音賞 受賞


みんなの評価 4.32/5.0

最高 (^0^)

前作と双璧を成すスペースオペラの金字塔。
ある意味前作を越える名作でもあり、SWシリーズ屈指の最高傑作です。

最低 ( ` 3´)

エピソード4~6を現時点で見ると、作品の古さも有り粗が目立つが、その中でも本作は最低だと思う。




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