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ティファニーで朝食を
ブレイク・エドワーズ 投稿日:2019年09月06日 15:28 No.313



ティファニーで朝食を(原題: Breakfast at Tiffany’s 米国) 1961年 全世界年間興行収入ランキング10位

ホリーはニューヨークのアパートで、名前のない猫と自由に暮らしている。そんな彼女のお気に入りはまだ人気のない早朝、パンとコーヒー片手に5番街にある高級店ティファニーのウインドーを眺めつつ朝食を取ることだった。そんなある日、彼女の住むアパートに自称作家のポールが入居してきた…… *字幕版推奨

監督 ブレイク・エドワーズ 代表作 『酒とバラの日々』『ピンク・パンサー シリーズ』『テン』
脚本 ジョージ・アクセルロッド 代表作 『バス停留所』『女房の殺し方教えます』『クライシス・オブ・アメリカ』
音楽 ヘンリー・マンシーニ 代表作 『グレン・ミラー物語』『シャレード』『ピンク・パンサー』『ひまわり』
主演 オードリー・ヘップバーン(ホリー) 代表作 『ローマの休日』『麗しのサブリナ』『マイ・フェア・レディ』
原作 トルーマン・カポーティ 『ティファニーで朝食を』

上映時間 115分

登場人物

ホリー・ゴライトリー: 天真爛漫なパーティーガール。

ポール・バージャク: 自称作家。(ジョージ・ペパード) 代表作 『勝利なき戦い』『西部開拓史』『世界が燃えつきる日』
2E: 裕福なマダム。(パトリシア・ニール) 代表作 『摩天楼』『地球の静止する日』『ゴースト・ストーリー』

ユニオシ, I.Y.: 同じアパートに住む日本人カメラマン。(ミッキー・ルーニー) 代表作 『ザッツ・エンターテインメント』『ベイブ/都会へ行く』

O・J・バーマン: ハリウッド代理人。(マーティン・バルサム) 代表作 『波止場』『十二人の怒れる男』『サイコ』

サリー・トマト: 収監中のマフィアのボス。(アラン・リード) 代表作 『郵便配達は二度ベルを鳴らす (1946)』『革命児サパタ』


【起】
明け方のNY。ティファニーのショーウィンドウの前でパンをかじり、コーヒーを飲むドレスアップした女性。彼女の名前はホリー・ゴライトリー。
彼女は気分が沈むことがあると、いつもティファニーに足を運ぶ。

彼女はパーティーや華やかな装飾品が大好き。美しい見た目の彼女は、いつも男性に裕福な思いをさせて貰っていた。
ワガママで天然な性格。名前も付けていない拾った猫と一緒に、何にも縛られず自由奔放に生きてきた。

彼女は毎週木曜日になると、刑務所に足を運んだ。そこでマフィアのドンと面会し、軽く話をして彼の弁護士から週100万ドルのお金を貰っていた。

ある朝ホリーの家の呼び鈴が鳴る。彼女の住むアパートは入り口の鍵が共通になっているが、その鍵をまだ貰っていないという新入居者の男が呼び鈴を鳴らしていた。
彼の名前はポール。彼は作家だが、代表作は1作だけ。そして室内装飾家の夫人のヒモ男で、資金面で援助をして貰っていた。

【承】
鍵を開けてあげたことをきっかけに2人は交流を深めていく。ポールはホリーの兄、フレッドに似ているという。彼女は親しみを込めて彼をフレッドと呼ぶことにした。
彼女は14歳の時に家を飛び出している。兵役中の兄フレッドを、いつかは自分が呼び戻すと話すホリー。彼女は自分の過去を振り払うように、NYで暮らしていたのだ。

ある日、ポールは自分のアパートの下に張り込む怪しい男を見つける。その男をおびき寄せ、何の用だと聞くポール。
すると、これは俺と彼女と兄のフレットだと、ある写真を見せられる。なんとその男はホリーの亭主だった。ホリーは本当はルラメーという名前で14歳で彼と結婚した。
しかし家出してNYにやってきたのだ。フレッドがもうすぐ除隊するので、これを機にまたみんなで暮らしたい、連れ戻しに来たという夫。

ポールはホリーに惹かれ始めていたので複雑な気持ちだった。しかし夫とホリーを引き合わせる。彼は翌日のバスで一緒に帰ろうとホリーに伝える。
しかしホリーは帰りたくなかった。もう過去の自分は捨て去っていたのだ。
「もうルラメーはいないのよ、分かってね。」と告げ、夫のバスを見送る。ホリーは涙を流し落ち込んでいた。そんなホリーをポールは飲みに連れて行った。

その晩お酒に酔った2人は、互いに傷つけ合う言葉をぶつけ合い、大喧嘩してしまう。しかし、ポールの本が売れ小切手が彼の元に届く。そのお祝いで2人は仲直りする。
今までしたことないことをしよう!と街に出かける2人。まずは大好きなティファニーへ。何か贈り物をしようというポールに、10ドル以下の贈り物なら…。
でもそんなものあるかしら?と言うホリー。店の人の粋な計らいで、ポールが持っていた、お菓子のオマケの指輪に名前を刻んで貰えることになった。
だからティファニーは素敵!と喜ぶホリー。

デートの帰り、アパートの入り口でキスをする。ホリーを本格的に愛し始めたポール。室内装飾家との愛人関係も解消し、彼女の元へ向かう。
しかしホリーは急にそっけない態度になってしまう。話があるというポールを寄せ付けない。
強引に引き止めると「フレッドやめて。」と言われてしまう。すると「僕はフレッドではない、ポールだ。君のことを愛してる。」と告白する。
しかしホリーは南アメリカの大金持ちと結婚するのよと告げる。ポールは俺もその他大勢の男だったということかと呟き、怒りと悲しみの表情を見せその場を去る。

ある晩、ホリーの部屋から取り乱したような叫び声と物音が聞こえる。ポールは様子を見に行った。
そこには愛する兄フレッドの死を知らせる電報が届いていた。慰めろとホリーの婚約者に伝え、ポールはその場を後にした。そして彼はアパートを引き払い、出て行った。

時が流れ、ポールのもとにホリーから電報が届く。久しぶりにホリーの元に訪れると彼女の生活は一変していた。
豪華絢爛なドレスや装飾は無く、セーターにパンツ、フラットシューズで編み物をしていた。いよいよ南アメリカに出発するので、お別れの挨拶のためポールを呼んだのだ。

【転】
2人は最後の食事をして家に帰ると、待ち伏せしていた警察に急に捕まってしまう。ホリーが毎週会っていた刑務所の男の事件に巻き込こまれ、ホリーは逮捕された。
一晩警察で取り調べを受けていたホリーをポールが迎えにいく。ホリーはこの件で、新聞で大々的に報道されてしまった。

警察から出てきたホリーをポールが迎えに行く。タクシーに乗り、このまま空港に向かってというホリーに、婚約者から手紙を預かっているというポール。
それは婚約破棄を告げる手紙だった。

ホリーは一緒にタクシーに乗せていた飼い猫を、雨の降る街に投げ捨てる。彼女は名前のない猫を自分の過去に重ね合わせていた。全てを捨ててしまいたかったのだ。
そして空港に行くと聞かないホリー。ポールはそんなこと僕が許さないと告げる。君は僕のものだ、君を愛してると。
しかしホリーは、人が人のものになるなんておかしなことよ。檻に閉じ込めないでと言う。
そんなホリーに対し、檻では無い、愛だと告げるポール。
そして何ヶ月も持っていたがもういらないと箱を投げ、タクシーを降りるポール。彼はホリーが捨てた猫を雨の中探しに行った。

【結】
ポールが投げた箱の中には、数ヶ月前、ティファニーで名前を入れてもらった指輪が入っていた。
ホリーは急いで後を追いかける。雨の中、猫を探すポールを見つけた。猫を必死で探すホリー。彼女は猫に対してしてしまったことを深く後悔していた。

ついに猫を見つけた。過去の自分を抱きしめるように、ホリーは猫を強く抱きしめた。
そしてポールとホリーは抱き合いキスをした…。

The End_映画Hack


みんなの評価 3.53/5.0

最高 (^0^)

1回目見たときは「なんだこの女…」と思いましたが2回3回とみるうちにホリーのことが大好きになりました。
人を愛することのできない少女が、自分を見つけ、自己肯定感を得るまでの物語です。
彼女の弱さと傷に共感しました。

最低 ( ` 3´)

脳みそ空っぽのルックスのいい女とそれを追っかけ回す阿呆男のストーリー。
また馬鹿にしたように戦中日本人のイメージをそのまま描いている。




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