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オールウェイズ
スティーヴン・スピルバーグ 投稿日:2019年06月02日 15:22 No.279
 



オールウェイズ(原題: Always 米国) 1989年 全米年間興行収入ランキング29位

無茶な飛行でいつも周囲をはらはらさせているコロラド州の森林火災の消火隊員ピートは、非番の日に起きた山火事の消火活動に出動した際、飛行機にトラブルが起こった同僚のアルを助けようとして、爆死してしまう。天国に行ったピートはハップという天使と出会い、彼女の命で現世に舞い戻り、パイロット養成学校の生徒テッドに守護霊としてアドバイスを与えることになる……1943年のアメリカ映画『ジョーと呼ばれた男』のリメイクで、オードリー・ヘプバーンの遺作となった映画。

監督 スティーヴン・スピルバーグ 代表作 『激突!』『ジョーズ』『プライベート・ライアン』『シンドラーのリスト』
脚本 ジェリー・ベルソン 代表作 『この愛に生きて』
音楽 ジョン・ウィリアムズ 代表作 『屋根の上のバイオリン弾き』『ポセイドン・アドベンチャー』『ジョーズ』『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
主演 リチャード・ドレイファス(ピート) 代表作 『アメリカン・グラフィティ』『ジョーズ』『未知との遭遇』『グッバイガール』

上映時間 123分

登場人物

ピート・サンディッチ: 森林消防隊パイロット。
ドリンダ・ダーストン: ピートの同僚で恋人。(ホリー・ハンター) 代表作 『ブロードキャスト・ニュース』『ピアノ・レッスン』『ザ・ファーム 法律事務所』

アル・ヤッキー: ピートの同僚で友人。(ジョン・グッドマン) 代表作 『バートン・フィンク』『ビッグ・リボウスキ』『オー・ブラザー!』『夢を生きた男/ザ・ベーブ』

テッド・ベイカー: パイロット養成学校の生徒。(ブラッド・ジョンソン) 代表作 『イントルーダー 怒りの翼』

ハップ: 天使。(オードリー・ヘプバーン) 代表作 『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』『マイ・フェア・レディ』


【起】
消防隊員のピートは、森林火災を飛行機に乗りながら消火する仕事をしています。恋人のドリンダは管制塔から、彼の命知らずな行動に毎度ハラハラさせられます。

今日はガソリン切れを起こして、基地に着陸してきます。風が偶然にも吹いて、ピートは着陸に成功して歓声が沸き上がります。心配していたドリンダも安心しますが、命令を聞かないピートに怒り心頭です。今度はドリンダが飛行機を運転して、心配させながら着陸してやります。

宿舎のバーで、ピートはドリンダに誕生日プレゼントを渡します。日にちを間違えていました。ドリンダは受け取りを拒否するので、ピートが投げて中身を見させます。
女性もののドレスと靴で喜んだドリンダは着替えます。その間にピートは親友で同僚のアルから、今度消防隊員のパイロットを育成する学校を作るため、講師にならないかと誘われます。
今の仕事に誇りを持つピートは話しに乗りませんでした。ドリンダが着替えて来て、思い出の曲でダンスを踊ります。
他の隊員達もドリンダと躍らせて欲しいと頼んできます。ドリンダに好意を寄せているテッドもその一人でしたが、一緒に踊ることはできませんでした。

【承】
自宅に帰ったドリンダは、ピートにアルの講師の話しをします。嫌がるピートでしたが、ドリンダの決意に負けて講師になることを決めます。

ピートは非番でしたが、アルから森林火災がひどくて助っ人を頼まれます。二人の隊員が怪我をしたこともあり、一度は断るものの、ピートは消火に向かいます。
アルが先行して消火剤を撒きます。しかし、片方のエンジンに火が燃え移ってしまい、爆発するのも時間の問題になります。
ピートは無茶な高度で突っ込んで、アルのエンジンに消火剤を撒きます。アルは助かって感謝します。
高度を上げることのできないピートは、エンジンに火が燃え移って爆死します。ドリンダは悲しみに明け暮れます。

目を覚ましたピートは天使のハップに死んだことを知らされます。これからは霊感となって、次のパイロットについてあげるように指示されます。
ピートの声は、その人の考えとなって現れるのです。ピートが育て上げるパイロットは、テッドだと言われます。

ピートが死んでから5カ月が経ち、テッドはアルの訓練学校に入学します。学校にいる女性はレイチェルの一人で、彼女は作業車の停止を忘れやすく、勝手に作業車が動き出すことが度々あります。

消火剤を撒く訓練が始まります。訓練生は、目標の火に消火剤を撒くことが中々できません。テッドはピートの悪ノリもあって、アル目掛けて消火剤を撒きます。

【転】
テッドはアルから帰ってくるまでに、出て行くように言われます。その頃、ドリンダは臨時の職員として管制塔で働いていました。
アルがやってきて、ドリンダを無理矢理連れて帰ります。テッドは飛行機に乗って出て行きます。
すると、ボロボロの一軒家を見つけて中を調べます。中には老人が一人いて、ピートの声が老人を通して届きます。
途中からピートが言いたいことと逆の事を言い出した老人。老人はドリンダと仲良くなるためにも、学校に戻って頑張れと励ましてきます。ピートは逆だよ…と困ります。

テッドはドリンダに会うためにも訓練学校に戻ります。するとレイチェルが誘導車の停止を忘れていて、勝手に走り出します。
テッドはそれについて行きます。誘導車はドリンダの借りている家に突っ込みます。ドリンダとテッドは出会って、アルが現れます。
アルはドリンダの手前、テッドを訓練生だと言います。テッドは無事に学校に戻れて、訓練も順調にこなします。
ドリンダを元気づけるために、アルは買い物にテッドをつけます。途中、バスの運転手が心臓麻痺を起こしたのを発見して、テッドが救います。

料理の苦手なドリンダは、テッドを食事に呼びます。テッドが音楽を流して、キスまでいきます。ピートは耐えれませんでした。

【結】
ドリンダは思い出の曲が流れて、今日はここまでにと言います。
テッドが帰った後、ドリンダは思い出のドレスを着てピートを想います。寝言を言うドリンダにピートは優しく付き添います。

ハップから呼び出されたピートは、自分の人生は終わったことを再度伝えられます。テッドにバトンを渡し、ドリンダに最後の別れを告げるようアドバイスされます。
ピートのいた基地の管制塔で、ドリンダは働きだします。テッドがピートと同じようにガソリン切れを起こして、着陸を成功させます。

日暮れになってきて、現場の消防隊員から緊急の連絡がきます。周りが火で囲まれて、逃げ道が無くなったのです。
アルはテッドにヘリの要請を頼みます。ピートはテッドに飛行機の方が早いことを知らせます。

テッドが飛行機で行こうとしていると、アルから連絡を受けたドリンダが乗り込みます。ピートが彼女に付き添います。
1度目の消火剤は失敗しますが、2度目の消火剤を成功させます。綺麗な星空の下、ピートがドリンダに愛してることを伝えます。
油圧が下がって、ドリンダは川に緊急着陸します。ピートが川の中から救い出してドリンダは基地に戻ります。
ピートは、ドリンダの心から出て行くことを伝えます。テッドと幸せに、と伝えてピートは去っていきます。

The End _hmhm


みんなの評価 3.66/5.0

最高 (^0^)

今まで、私の心にずーっと残っている、映画です。
リチャード・ドレイファスという役者が個人的に好きなのも有るかも知れませんが、今見てもストーリーは色あせていません。
大げさですが、子供心に優しさや、愛情について深く考えさせられた映画でした。
まだご覧になってない方には、是非一度観て頂きたい作品です。

最低 ( ` 3´)

スピルバーグはいい監督であること疑いがないが、
このヒューマニズム感が厭になる。




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