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灰とダイヤモンド
アンジェイ・ワイダ 投稿日:2024年03月24日 20:48 No.1193



灰とダイヤモンド(原題: Popiół i diament 波国) 1958年 全世界年間興行収入ランキング26 ランク外

第二次世界大戦末期、ポーランド。反ソ派テロリストのマチェックは、ソ連から来た共産地区委員長暗殺の指令を受ける。しかし、誤って別の男二人を殺してしまう・・・・・・

監督 アンジェイ・ワイダ 代表作 『世代』『地下水道』『鉄の男』
脚本 アンジェイ・ワイダ、イェジ・アンジェイェフスキー
音楽 フィリップ・ノヴァク、ボーダン・ビエンコフスキー
主演 ズビグニエフ・チブルスキー(マチェク) 代表作 『』
原作 イェジ・アンジェイェフスキー 『灰とダイヤモンド』

上映時間 103分


登場人物

マチェク・ヘウミツキ: ロンドン亡命政府系の暗殺者。

ステファン・シュツーカ: ポーランド労働者党県委員会書記。(ヴァーツラフ・ザストルジンスキ)

クリスティーナ: ホテルのバーのウェイトレス。(エヴァ・クジジェフスカ)



【起】
1945年5月8日。ドイツ軍が連合軍に降伏した日です。郊外の長閑な田舎道。2人の男・マチェクとアンドルゼイが草むらに横たわっています。やがて見張りの知らせを受けて彼らは起き上がり、機銃を構えると、道を走ってきたジープに向かって発砲。乗っていた男たちを皆殺しにします。首尾よく暗殺を終えた彼らはそのまま逃げ出し、町のホテルへ。機嫌よくバーで酒を飲み始めますが、やがて太った男がホテルへ入ってくるのに気づきます。フロントで彼の名前と身分を知ると、マチェクは顔色を変えます。彼らが狙っていたのはその男、ソビエトから帰国したシュツーカ共産党地区委員長だったからです。

【承】
ワルシャワ反乱の生き残りであるマチェクたちはボーランドのレジスタンスを見捨てたソ連に対してこの上ない憎悪を抱いていました。その手先であるシュツーカも殺されて当然なのです。暗殺に失敗した事を知ったマチェクはシュツーカの隣に部屋を取ります。ホテルではシュツーカの帰国を祝うパーティが町長の主催で行われることに。ナチスが降伏したこともあって出席者は羽目をはずして馬鹿騒ぎです。暗殺の機会を待ちながら、マチェクはバーの給仕女クリスティーナと密かに逢引し、廃墟となった教会で戦争中の思い出を語り合います。

【転】
やがてシュツーカは、マチェクと同様に反ソビエト運動家である息子に会うために外出。マチェクはその後を追って外へ。シュツーカより前に歩くことになり、マチェクは懐からピストルを取り出すと振り向き、そのまま弾を何発もシュツーカに撃ちこみます。虫の息となったシュツーカはマチェクに向かって倒れ込み、その腕に抱かれて死を迎えるのです。

【結】
ホテルに戻ったマチェクは血で汚れた体と服を洗い、クリスティーナと顔を合わせた後、再び外へ。そのまま逃げおおせるはずが、保安隊とぶつかって不審な行動を取ったため、彼らに追われる羽目になります。洗濯物の白いシーツが翻る空き地に逃げ込んだマチェクですが、その時はすでに保安隊の撃った弾が体に命中していました。シーツを血で染めた後、マチェクは傷を押さえながら広いゴミ溜めにやってきます。そしてそこで力尽き、苦しみながら死んでゆくのです。

The End_映画ウォッチ

第20回ヴェネツィア国際映画祭 国際映画批評家連盟賞 受賞

みんなの評価 3.9/5.0

最高 (^0^)

この映画をソ連統治下に公開までこぎつけた事に敬服する。
本当に凄い映画だった。

最低 ( ` 3´)

これってもしかしてかなり鑑賞難易度高め…?
なんか集中力続かなかったんだよな…
アンジェイワイダさんの映画は慣れる必要がありそうだな。
パゾリーニの映画観た時と同じ感覚。上級者向けなのかもしれない。




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