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サイド・エフェクト
スティーブン・ソダーバーグ 投稿日:2024年01月03日 16:34 No.1161



サイド・エフェクト(原題: Side Effects 米国) 2013年 全米年間興行収入ランキング50 ランク外

鬱病を患うエミリー。ある時自殺未遂を起こしてしまい、精神科医・バンクスの診察を受けることに。投薬治療が開始されたが、そこから事態はあらぬ方向へと進んでいく……

監督 スティーブン・ソダーバーグ 代表作 『セックスと嘘とビデオテープ』『エリン・ブロコビッチ』『トラフィック』
脚本 スコット・Z・バーンズ 代表作 『ボーン・アルティメイタム』『コンテイジョン』『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
音楽 トーマス・ニューマン 代表作 『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』『007 スカイフォール』
主演 ジュード・ロウ(バンクス) 代表作 『ガタカ』『リプリー』『スターリングラード』


上映時間 106分


登場人物

ジョナサン・バンクス: ニューヨーク在住の精神科医。

エミリー・テイラー: うつ病を患うバンクスの患者。(ルーニー・マーラ) 代表作 『エルム街の悪夢』『ドラゴン・タトゥーの女』『キャロル』
マーティン・テイラー: エミリーの夫。インサイダー取引で収監中。(チャニング・テイタム) 代表作 『21ジャンプストリート シリーズ』

ヴィクトリア・シーバート: 以前エミリーを診察した精神科医。(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ) 代表作 『マスク・オブ・ゾロ シリーズ』『シカゴ』



【起】
ニューヨークで暮らす28歳のエミリーは5年前に結婚して1年後にインサイダー取引で収監された夫・マーティンの帰りを待つ献身的な女性だ。ようやくマーティンが出所して、これから新しい生活が始まるという時、エミリーは自ら車を駐車場の壁に衝突させ自殺を図る。

警察病院に収容されたエミリーはエアーバックのおかげで軽症だった。非常勤の精神科医であるバンクスはエミリーに入院を勧めるが、彼女は夫が無職なので自分が働かなければならないと入院を断る。その代わりバンクスが常勤するクリニックに行くことを約束する。

エミリーは約束通り現れ、バンクスにうつ病だと診断される。夫が逮捕されるまでセレブ生活をしていたエミリーは、夫の逮捕で全てを失い、そのせいでうつ病になった。バンクスはエミリーを以前診察していたシーバートから話を聞き、アブリクサという新しい抗うつ剤が効くのではないかとアドバイスを受ける。

バンクスは他の薬を投薬するがエミリーの症状は改善されず、彼女は再び電車へ飛び込もうとして警備員に止められる。“新しい薬を試したい”というエミリーに、バンクスはアブリクサを投薬してみることにする。

【承】
新居を購入したばかりで息子を私立の小学校に通わせているバンクスはお金が必要だった。製薬会社の営業から新薬デラトレックスのテストに協力すれば5万ドルの報酬を支払うと言われ、バンクスはその仕事を受けることにする。

エミリーにアブリクサはよく効き、彼女は元気を取り戻す。しかしその副作用で彼女には夢遊病の症状が現れ、心配したマーティンはエミリーとともにバンクスのもとを訪れる。マーティンとバンクスはアブリクサの服用をやめさせようとするが、エミリーは他の薬は嫌だと言って聞かない。バンクスは仕方なく、アブリクサとその副作用を改善する薬を処方する。

マーティンは服役中に知り合ったファンド・マネージャーとヒューストンで新しい事業を始めようとしていた。その話をして帰宅すると台所で料理をしていたエミリーがいきなりナイフでマーティンを何度も刺し始める。マーティンは助けを呼びながら絶命してしまう。

その時エミリーはアブリクサの副作用で夢遊病の状態にあり、正気を取り戻してから驚いて警察に通報していた。状況証拠からマーティンを殺したのはエミリー以外にありえなかったが、彼女は何も覚えていないと主張する。エミリーは拘置所に収監され、担当医のバンクスも警察に呼ばれる。

【転】
バンクスは検事からエミリーが殺人犯になるか、薬を処方したバンクスが責任を問われるかのどちらかだと言われる。エミリーと面会したバンクスは彼女に殺意はなかったと考えていた。しかしこの事件は全て薬のせいだというエミリーの声明がテレビで発表され、薬を処方したバンクスもマスコミに取り囲まれる。

検察と弁護士の司法取引でエミリーの心神耗弱が認められ殺人罪は無罪となり、エミリーはワーズ島の精神医療施設へ入る。しかしバンクスはこの事件で精神科医としての信用を失い、どんどん追いつめられていく。

自分にアブリクサを勧めたシーバートが夢遊病の副作用について論文を書いていたことを知り、バンクスはこの事件には何か裏があると感じ始める。さらに独自の調査でエミリーのうつ病は詐病ではないかという疑いが浮上する。

エミリーの事件以降、アブリクサを製造しているサドラー社の株は暴落し、代わりにバンクスに新薬テストを依頼してきた製薬会社の株は急騰していた。これを知ったバンクスは、一連の出来事は全てエミリーとシーバートが仕組んだものだったと確信する。

検事にもエミリーの詐病を訴えるが、今更どうにもならないと追い返される。シーバートの嫌がらせのせいで妻も家を出てしまい、バンクスは復讐のために動き出す。

【結】
バンクスはエミリーの主治医である立場を利用し、施設にいるエミリーの面会や電話を禁止する。さらにシーバートと自分が手を組んでいるように見せかけ、エミリーを精神的に追いつめていく。エミリーは“私の医者が暴走している”と施設内で騒ぎ出すが、精神異常と判断されて職員に拘束されてしまう。諦めたエミリーはシーバートを裏切り、バンクスと手を組むことにして全てを話す。

もともと女性好きだったシーバートは患者として訪れたエミリーに夢中になり、2人は同性愛カップルとなる。シーバートの指導でうつ病を装ったエミリーは巧みな工作で周囲を信用させ、さらにバンクスを利用してアブリクサを処方させた。そして副作用のせいにしてマーティンを故意に殺害し、サドラー社の株を暴落させて株で大儲けしていた。全てを話したエミリーをバンクスは条件付きで退院させる。

エミリーとバンクスの仕組んだ罠にはまり、シーバートは証券詐欺と殺人共謀容疑で逮捕される。しかしバンクスはエミリーのことも許さなかった。バンクスが処方した強い副作用のある薬を拒んだエミリーは直ちに施設へ戻されてしまう。復讐劇は成功し、バンクスは以前の生活を取り戻す。

The End_MIHOシネマ


みんなの評価 3.5/5.0

最高 (^0^)

ルーニーマーラが素晴らしい。二回目鑑賞。結末を知っていても楽しめた。
ジュードロウはルーニーマーラとキャサリンゼタ=ジョーンズにくわれていましたね。 サスペンスの佳作である。
これを見たら精神科に行きたくなくなるであろう。 精神科医の闇を描いた作品としても楽しめた。

最低 ( ` 3´)

真相がしょぼいし、ひっくり返し方にもカタルシスを感じなかった




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