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隣人は静かに笑う
マーク・ペリントン 投稿日:2023年12月17日 19:28 No.1154





隣人は静かに笑う(原題: Arlington Road 米国) 1999年 全世界年間興行収入ランキング66位

大学教授のマイケルは、ワシントンD.C.郊外で幼い息子と暮らしていた。FBIエージェントだった妻は2年前に殉職し、今もその悲しみは消えていなかった。そんなある日、マイケルは道で大けがを負った少年を助けたことから、隣人のラング一家と親しくなるが……

監督 マーク・ペリントン 代表作 『プロフェシー』『ヘンリー・プールはここにいる 〜壁の神様〜』
脚本 アーレン・クルーガー 代表作 『ザ・リング シリーズ』『トランスフォーマー シリーズ』『トップガン マーヴェリック』
音楽 アンジェロ・バダラメンティ 代表作 『ブルーベルベット』『ワイルド・アット・ハート』『マルホランド・ドライブ』
主演 ジェフ・ブリッジス(マイケル) 代表作 『ラスト・ショー』『白と黒のナイフ』『クレイジー・ハート』


上映時間 117分


登場人物

マイケル・ファラデイ: 大学教授。

ブルック・ウルフ: マイケルの恋人で大学院生。(ホープ・デイヴィス) 代表作 『アトランティスのこころ』『アバウト・シュミット』『アメリカン・スプレンダー』

オリヴァー・ラング: 設計技師。(ティム・ロビンス) 代表作 『さよならゲーム』『ジェイコブス・ラダー』『ショーシャンクの空に』
シェリル・ラング: オリヴァーの妻。(ジョーン・キューザック) 代表作 『ワーキング・ガール』『イン&アウト』『9か月』

ウィット・カーバー: マイケルの妻の元相棒でFBI捜査官。(ロバート・ゴセット) 代表作 『ジャンクション』



【起】
ワシントンの郊外に幼い息子と住むマイケル・ファラデイは、大学にてテロリズムを教える教授。彼はある日、近所の道路を血塗れで歩く少年を助ける。少年は隣家に引っ越して来たオリヴァー・ラングと妻シェリルの息子だった。

マイケルの妻はFBI捜査官だったが、殉職して久しい。だが、息子は未だに母親の死を引き摺っているようだ。
少年を助けたことにより、隣家のラング家と交流を開始したマイケル。息子同士もすぐに仲良くなり、大学院生の恋人ブルック・ウルフも含め親交を深めるようになる。

そんなある夜、オリヴァーの郵便物が間違ってマイケルの所へ投函され、隣家へと届けに向かう。オリヴァーは設計技師らしく、自宅のテーブルには設計図があった。それをちらりと覗いてしまったマイケル。オリヴァーはモールの設計図だと言ったが、マイケルの見立てでは明らかにモールではなかった。オリヴァーの説明に疑問を抱くマイケル。

息子同士が仲良くなると同時にオリヴァーとも親交を深めたマイケルだったが、彼の息子の様子がどこかおかしい。辻褄は合っているようで、どこかずれを感じ始めたマイケル。また郵便物が間違って投函されているのに気づき、手紙をそのまま自宅へと持ち帰った。

【承】
オリヴァー宛ての手紙は、ペンシルベニア大からの同窓会通知である。だが、オリヴァーはカンザス大卒だと言っており、大学側が間違って送りつけているのだと説明していた。故に、マイケルは直接、ペンシルベニア大学へ問い合わせる。すると、同姓同名で卒業年度も同じ人物が存在。しかも、その人物はオリヴァーと同郷らしい。そこで、彼はカンザス大学へも問い合わせをしてみた。すると、そちらの大学にはオリヴァーという卒業生はいなかった。

つまり、オリヴァーという名前が偽名か、あるいは彼自身が卒業大学に嘘をついているかだ。マイケルはそのことをブルックに明かしたが、彼女はまともに取り合ってくれなかった。しかし一度、疑い出したらきりがない。

マイケルはカンザス大学の78年度卒業アルバムを入手し、その中からオリヴァーと同じ容貌をした者を発見。ウィリアム・フェニモアという名前だった。その後、フェニモアが1981年の10月5日にオリヴァーへと改名したという情報を入手。更にカンザス州の戸籍係からオリヴァー・ラングが同年10月4日に亡くなっていることを教えてもらう。死因はハンティング事故によるものだった。

マイケルはその事実を妻の元相棒だった、FBI捜査官ウィット・カーバーに相談。すると、ウィットは死亡した直後に改名をした場合、以前の名前での過去が消え記録から抹消されると言う。つまり、隣人はフェニモアだった時の過去を消すために、同郷で死亡したオリヴァーへと改名したということになる。マイケルはフェニモアの前歴を調べられないか、ウィットに頼み込んだが、他の方法を自力で探せと言われてしまうのだった。

【転】
そこで、マイケルはオリヴァー宅へ潜入。書斎へ入ったマイケルは、何か手がかりがないか探り、額縁の設計図で目を止める。その設計図の裏にもう1枚設計図が入っているようだ。しかし、探っている最中にシェリルが帰宅してしまい、中を見ることができなかった。

その後、カンザス州の過去20年分の新聞記事データを検索し、16歳のフェニモアが土地管理局へ爆弾を送りつけ、犯人として逮捕されたという記事を見つける。逮捕されたフェニモアは少年院へ送られていた。恐らく、奴は爆弾犯としての過去を消すため、オリヴァーへと改名したのだろう。そう推察したマイケルは、ブルックにオリヴァーは危険だと言い募ったが、やはり彼女は信じようとしない。しかも、そのせいでブルックには愛想を尽かされてしまう。

その後もマイケルは何かにとり憑かれたかのように、オリヴァーの件を調べ続けた。すると、マイケルの動きに不審を感じた隣人が、彼の自宅へやって来る。そして16歳当時、犯行に至った経緯を明かした。彼は役所の不当により理不尽な扱いを受け、若さ故に衝動で爆弾を送りつけたと説明。改名したのは子供達のためだと言うのだった。

ある日の夜、帰宅したマイケルはブルックが交通事故で死亡したことをニュースで知る。恋人の死に打ちのめされたマイケルは、ラング夫妻に慰められこれまでのことを謝罪した。
しかし、深夜になってウィットから連絡が入り、留守電に伝言を残したはずだと言われる。だが、留守電に伝言は残されておらず、不審に思ったマイケルは盗聴を恐れ、携帯電話からウィットへと連絡しオリヴァーのことを調査しろと告げるのだった。

そして、自身はある博士の元へ。博士の息子は電気技師だったが、爆発事件を起こして63人の死傷者を出した。その息子との共通点がボーイスカウトだと気付いたマイケルは、ただちにキャンプ地へ。だが、ラングの子供がマイケルの息子を連れて、帰宅したと言われる。急いでラング家へ向かったマイケル。

【結】
ラング家ではホームパーティーが行われていたが、マイケルは真っ先にオリヴァーへと息子の安否を詰め寄った。すると、彼はブルックの殺害をあっさり白状し、息子を盾に脅迫してくる。オリヴァーにはシェリルの他に仲間が何人も存在するようだ。マイケルはオリヴァーの息子の命の恩人であるため、命を助けることで恩を返したいと言う。彼にその意思が確認できたら、息子を返すと言われるのだった。

翌日、ウィットが捜査結果を持ってマイケルの元を訪れる。オリヴァーの改名は合法的なもので、他には染み一つないらしい。マイケルは息子のために表面上は、調査を諦めたかのように装った。だが、ここまできたからには、諦めるわけにはいかない。ウィットの言葉から新たな手がかりを入手したマイケル。早朝、レンタカーを借りて、ある配送会社へ向かった。

そこで、怪しいボックスを車に乗せているのを目撃。発車した車の尾行をし、車内に息子が乗っているのを発見してしまう。だが、彼の尾行をオリヴァーが阻止。近くの倉庫へ連れ込まれたマイケルは、オリヴァーと取っ組み合いを展開し、奴がビルの爆破を企んでいることを知る。オリヴァーは歪んだ憎悪を滾らせ、罪もない子供の命をも爆弾にて奪おうとしているのだった。

殴り合いで勝利したマイケルは、急いで目的の場所へ。爆弾が向かっているのはFBI本部。ウィットへ電話を入れ避難を促したが、携帯電話の電波がなくなり通話が切れてしまう。電波が戻ったところで再び電話したが、ウィットはすでにオフィスから席を外していた。マイケルはあちこちに車をぶつけながらもFBI本部へ向かい、息子を助けようと騒動を起こしたが、配送会社の車に息子は乗っていなかった。

では爆弾はどこへ。目的はFBI本部で間違いなかったが、許可証を持たないのはマイケルだけである。彼ははっとして、自分が乗って来た車のトランクを開けた。果たして、そこにはオリヴァー一派によって仕込まれた爆弾が乗せられていたのだった。巧みな罠にかけられたマイケルは、自らが爆弾の運び屋となりFBI本部を爆破。相当数の被害を出してしまうのであった。

The End_MIHOシネマ


みんなの評価 3.7/5.0

最高 (^0^)

すげーーー!!!!!
どこからどこまで計算だったのか…恐ろしくなる!!!!

最低 ( ` 3´)

めちゃくちゃ面白いって聞いてたから期待値上がってたけど、正直そんなでもなかった。
2時間無いのにすっごい長く感じたくらいには退屈した




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