もしかすると

wasi 投稿日：2024年01月30日 21:16 No.458

オレは自分の人生を肯定したくて「これで良かったんだ。」と思い込ませる自己暗示をかけて来たかもしれない。特別な事が起こったわけでも無いのに湯船につかったひょうしとか天気の良い日にテラス席で昼食を取り何気なく空を見上げた時とか・・・。極自然に口から出る「あぁ～、ちくしょう！」って言葉。オレは子供の頃から青年に成っても割と淡泊というかいい加減というか・・・そんなに負けず嫌いな性格では無かった。目標とする軌道と違った人生を歩く事に成ったのだって自分で決めた事だったし、オレより格上に思って居た戦友のような仲間が消えて行った状況を見せられて「オレは間違ったと思ってた方向が本当は正しかった。」と認識したけれど。
　本当は目標通りの道を行き挫折とか破綻を経験した方が自分の人生に対しては納得出来たのかもしれない気がする。もう「いつ辞めても良い年齢」に達して居るのに、気分的にははだ返済途中の頃の気分のままで、売り上げ目標値を思い切り下げてるにもかかわらず、不本意な成績に失望感がまとわりついて来る。コロナ禍に設定した午後5時閉店を延々続けて失客数を伸ばして居るのに、売り上げ減に失望する事がおかしいのだけどねぇ。
　もしもテナントで経営して居たら15年前に経営破綻して離婚して夜逃げしてた事だろう。そちらに進んだオレはどう思ってただろう。「今はこんなだけれど、瞬間的に大暴れしたから気持ち良かった。」とうそぶいて居るのかもしれないよなぁ。
所詮、小物は小物のままで一生終わるしかないって事かもねぇ。

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