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果て
wasi 投稿日:2024年01月20日 07:49 No.446
ミツルの人生は5年前に終わっちまってるんだよなぁ。ユーサンは24年も前に消えちまってる。父親だって47才までしか生きれなかったからもう直ぐ20年も長く生きれてる。しかもこの13年はメルセデスを3台乗り継いで今はVWのSUVに乗れて居る。経済の心配だって始出せばキリが無いけれど、破綻に追い込まれる可能性はかなり低いと思う。それなのに考える事は心配事ばかりだ。もう残り少ない人生なのに大らかに過ごす事が出来ない不器用さが嫌に成る。ミツルは死の期限を切られてしまって生きて居た。そして経済的に困窮する事は無かったろうが不安要素だらけの中で消えて行かねばならない悔しさや未練はどれ程のものだったか。「1万円札が似合わない男」「傾いてる4畳半のアパート暮らし」など、本当に身一つしか無い所からの成人としてのスタートを切った。30才で妻子を持っての独立時には当然莫大な借金を背負った。借金を背負いながらも欲しい車に乗り海外旅行に家族を連れて行きって暮らしを彼はどんな風に見て居た事か。「今時は豪華な京都旅行よりハワイなんて安く行けると知ってるのに日光からハワイは遠いんだよ。」とか500万円のクラウンにのってるヤツに「さすがにBMWを買えるなんて凄いよ!」と嫌味を言われる風土って昔から相変わらずなんだなぁと思った。一緒のハワイは行く前はどこに行きたいかスケジュールを相談したり、帰って来たら写真やビデオを見ながら思い出に浸って楽しもうとしてたのに、「娘達にハワイに行くなんて教えたら、近所に言いふらして大変な事に成っちまうから言えない。」と内緒の行動だったし。この近所だって良く思わない連中は居たさ。でもそんな連中の事は気にしないで行ったし買って良かったと思う。だって子供が小さい時はその時しか無いし、欲しいものだって時が過ぎちゃ魅力が無くなる。思い立った時が旬!



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