気持ちの確認 - 公認心理士が回答する無料相談掲示板

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気持ちの確認
みちる 投稿日:2022年03月16日 12:24 No.1662
初めまして。こちらの無料相談はまだされているのでしょうか?お聞きしたいことがあります。長くなりすみません。
私は、おそらく5、6歳だったのか、小学校低学年だったと思いますが、初めての強迫性障害の記憶は、両手の指の匂いを確認して大丈夫だと思ったら大丈夫、と声に出して納得させる。というものでした。その後記憶にあるのは、六年生の時風邪をひき、母親に「早く良くなってね。」と言われた言葉が何故か頭にこびりつき、忘れ方を忘れてしまい、気が狂いそうになりながらしばらく生活していた事です。そんな感じで、洗浄やら確認やら、沢山色々な症状と共になんとか生きてきました。しかし子供が生まれてからは苦しみと恐怖が一段と強くなり、子供を愛しているかどうかの気持ちの確認が止まらず、たとえばもし子供の命か、自分の命どちらか選べ!と言われたら、迷わず自分の命を差し出せるのかと想像したりします。そのような状況になった時の自分の気持ちを、神経を研ぎ澄ませて想像し、ちょっとした気持ちの変化を見逃さないように物凄く集中し、その中で、「あ、今、子供の命の方が大事だという気持ちがあった!!」というふうに、自分の中に子供を愛する気持ちを見つけると、忘れないように、見つけた証拠にその時の気持ちなどをすぐにメモに残して、それを肌身離さず持っていないと、また不安に戻ってしまう、といった感じです。安心してしばらくすると、また別の理由から不安が起きて、また愛している証拠、子供の命を大事だと思っている証拠となる自分の気持ちを探すために何時間も、何日も費やしてずっと考えなければならなくなります。愛している証拠を見つけられないうちは、子供に対して死んでもいいと思っている人間なのだ、と、生きた心地がせず死にたくなります。きりがないのです。あ、今こう思ったから、子が死んでもいいと思ってるって事かな?あ、今こういう行動をしちゃったって事は、この命を大事だと思ってないって事なのかな??と。その度に、その行動をしてしまった時の自分の気持ちはどうだった?こう思った?と考えてしまいます。
今現在苦しんでいるのは、先日子供が寝てから、さぁ自由時間だ、とスマホを見ながら自分のやりたいことをしていた時、偶然男の子の遺影の画像を見てしまったのです。基本的に私はそのような、息子の死を連想させるようなものを見ると、息子に何か起こりそうで、その時していた事をやめたり、たとえばその日に買いたいものがあっても買わないことにしたりします。しかしそのように、普段から自分のやりたかった事を度々諦めて生活していたので、その日はなんだか気持ちが疲れていたようで、自分のやりたい事を優先してしまったのです。その瞬間、はっっと、心が凍りつきました。今、自分の中では、このままやりたい事をやり続けたら、息子の命に何か起きるかもしれないと思いながらも続けてしまったということは!万が一死んでしまってもいいと思っているという事だ…!!…と。その日から、やりたい事を続けてしまったその瞬間の自分の気持ちはどうだったか思い返しては絶望したり、いや、そういう事じゃない。と思ったり、一度安心したとしても、じゃああの時やめなかったのはどういう事なの?と、また責めて、という具合です。何日も費やします。とりあえず今は、もう一旦、自分は子供の命をどうでもいいと思っている。という最悪の答えを出して絶望しきり、それ以上考えても仕方がない。とりあえず考えきったからあとは考える必要はない、ということになりました。もちろん最悪の答えを出した時の気持ちもメモに残して毎日ポケットに入れて、もう散々考えたんだから、と思っていないと落ち着いて生活ができない状況です。その方法で二週間くらい落ち着いて元通りに生活していたのですが、今日、自分を優先してしまった時と同じ場所にいる時に、その時の事をリアルに思い出してしまって不安になり、また、あの時どういう気持ちだったんだろう?と、確認が始まっている自分がいます。本当にあの時自分は子供に死の可能性があるのにそれでもいいと思ってしまったのか。そうであればもう終わりだ…と、全身が凍りついています。
長々とすみません。アドバイスお願い致します。


矢野 投稿日:2022年03月26日 03:52 No.1666
強迫症は、遡れば小学校の低学年から、症状がでることが多いです。
みちるさんは、タイプ的には、縁起強迫であったり、罪悪感などに悩んでいらっしゃるようですね。強迫症には、『拡大された責任』と呼ばれる、自分の責任を過剰に感じてしまい、ほんの少しでも、罪悪感を持つようなことが許されないという感覚があります。まさに、そのような症状です。
また、強迫症は、妊娠・出産によって悪化するということが知られています。そのため、今回のような状態になったのだと思われます。

強迫症には、『想像したことが本当に起こる』という思考と行動の混同と呼ばれる現象があります。そのため、心配していることが本当に起きそうな気がしてしまうと思います。しかし、心配が本当に起こる確率はほぼ0でしょう。このような僅かな心配でも不安になったり、白黒はっきりしないことが苦手になる『不確定性への非耐性』も強迫症の主要な症状になります。

子供の成長にとって大切なのは、親の精神状態が安定していることです。確率がとても低い子供の死を心配するよりも、穏やかに過ごしている方が、子供さんの心の健康には大切です。

強迫症のことを知り、自分が悩んでいることが症状なのだと整理するところから始めてみて下さい。まずは、その自覚ができるだけで、大分違うと思います。


みちる 投稿日:2022年04月02日 18:04 No.1677
お忙しい中お返事、アドバイスありがとうございます。
わかりました。まずは日々浮かんできてしまう不安などが症状なのであると理解して自覚出来るよう、心がけてみます。とりあえず今は、一旦冷静になる事ができ、客観的に考えられる状態になりました。ありがとうございます。またドツボにハマってしまった時やわからない事が出てきたら、相談させていただくかもしれませんがよろしくお願い致します。




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