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想像型強迫症の曝露妨害法の取り組み方について
ゆー 投稿日:2022年02月07日 14:25 No.1623
初めて投稿させていただきます。
私はおそらく想像型強迫症です。そのほかにも確認強迫や加害強迫もあります。
私は今39歳ですが思い起こせば小さいころから強迫性障害だったと思います。
今いちばん強い強迫は病気に対する不安です。真の一番の心配は死にたくないという気持ちが強すぎるのだと思います。
大腸がんの検査をここ数年間受けていますが小さなポリープをとったりしてます。ふつうなら1年でがんにならないと考えるのですがもしかして見落とされてるやもしかして遺伝系なのではと思って調べまくり余計に不安になり頭の中で〜だから大丈夫ではないかと回避することを考え打ち消しをし納得いくまで言葉ひとつひとつと想像し途中でとぎれたらやり直しでひどいときは1日かかります。でもまた新たな疑問や不安が増してきての繰り返しです。
大腸がんに関して今いちばん不安が強いので3年前からもトイレをしたあとペーパーをなんかいも確認し普通の便かなと思うのにだんだん赤く見えるような気がしてあれは赤い血じゃないのか、血便じゃないのかと頭の中で拭いた時の想像を納得いくまでします。
痔か何かで血便がでたときは血だとわかります。血便が出ると検査を毎年しているのにも関わらず遺伝の進行の早い癌だったらどうしよう、手遅れになったらどうしよう、と思い想像しながら打ち消しをしようとします。
遺伝もなにも結局は調べないとわからないからなったらそのときに考えようと思えるときもあるのですがなかなかうまくいきません。
このような場合はどのように曝露をしていったらいいのでしょうか?
毎日きついです。


矢野 投稿日:2022年02月08日 01:57 No.1627
強迫症と病気不安症は現在の診断基準上は違う病気になっているのですが、ゆーさんのように重なることも多いです。

曝露としては、現実場面曝露として、生活の中で大腸がんになると自分が思っているような行動にチャレンジしてみると良いです。よくあるのは、食事で、○○を食べないようにしている等がある場合は、食べてみると良いです。
想像曝露としては、自分が大腸がんになって死ぬというストーリーを書き出して何度もきいてみるということをやってみると良いです。

また、このようなタイプの方は、強迫行為のやり方を崩すという曝露も可能です。例えば、頭の中で打ち消しをする言葉を納得がいかない言葉にして何度も繰り返すという曝露もあります。もしくは、確認をするときに、大きな音楽をききながらやってみたり、暗いところで確認行為をするという方法でも良いです。


ゆー 投稿日:2022年02月08日 10:06 No.1628
返信ありがとうございます。
曝露妨害法を教えていただきありがとうございます。教えていただいただいたことを整理し実践をさっそくしています。
そこで何点か質問なのですが、

1.私の場合、大腸がんだけではなくあらゆる癌(乳がん、子宮頸がん、メラノーマ、悪性リンパ腫など)の強迫観念、強迫に対する打ち消し想像打ち消し行為にたいして曝露をする際
例えば大腸癌だと、便をしたあとに拭いたペーパーをみて赤いものがついていたら血ではないのかというか強迫観念が浮かんだ時血じゃないと回避するのではなく血かもしれないと思ったら納得いかない言葉になるので血かもしれないと曝露妨害を行い、そこから連想してさっきのは血で大腸がんになり死んでいくと最悪のストーリーを想像するといった方法でよいのでしょうか?

2.あと私は例えば大腸がんに関連するペーパーについた便をみた時にみたシーンを何回も思い出してどんなものがついてたか何回も納得いくまで想像する記憶をたどる強迫観念、行為があるのですがこの時の曝露妨害はどのように対応したらいいのでしょうか?

3.さきほどペーパーの便をみたときにざわっとしたので1で書いたことを試してみると打ち消しをするよりあっさり終わったのですがこのようなかんじでいいのでしょうか?すると次から次に違うがんのあらゆる強迫観念がでてきたのですが同じように対処しました。これを継続していったらいいのでしょうか?

4、家族も巻きこんだりしてしまってます。
家族もホクロがあればずっと見て何回も確認してしまいます。想像の先にはやはりメラノーマです。それ以外にも家族が病気になったら嫌なので色々発生します。この対応も1のようなやり方でいいのでしょうか?

質問だらけですみません。
よろしくお願いいたします。


矢野 投稿日:2022年02月12日 22:52 No.1633
1.そうです。そのような曝露をした方がよいです。ただ、最初は、便をしたときにではなく、トイレに座って、赤い絵の具かインクでトイレットペーパーを汚して、それを「血」に見立ててやってください。
曝露は、強迫観念が浮かんでいないときに開始しないとなかなか難しいのですね。
強迫観念が浮かんだときは、強迫行為への囚われが出てきてしまうので、曝露が最初は難しいです。


2.このような行為の場合は、思い出せないほど、似たような行為をするか、偽の記憶を刷り込むみたいな形で儀式妨害をした方が良いです。
例えば、色々なトイレで、トイレットペーパーにチョコや茶色の絵の具、赤いインクなどで汚したものを流してみるとかをすると、どこでどんなものがあったのかこんがらがって分からなくなってきます。もしくは、『○○のトイレで、赤い血がついたトイレットペーパーを流した』と何度も、自分に言い聞かせる(音声を録音して何度も聞くことが良いです)。

3.1で書いたことを試せるのであれば、続けてやっていくと言いです。

4.1の対処も大事ですし、メラノーマ、癌などの人の手記・ブログを沢山読んでみるのも良いです。


ゆー 投稿日:2022年02月23日 21:33 No.1656
ありがとうございます。
3日前まではアドバイスいただいてたことでなんとか過ごせてたのですがまた今週になってとくに生理前でストップがかけられなくなりました。
月曜日トイレでまた血か便かわからないようなものがでたのですがまた大腸がんの遺伝が頭から離れなくなり調べまくりわけがんからなくなり最悪のシナリオを録音して何度も聞いてみたり、大腸がんになった人のブログを見ては大腸がんになった1人の人の症状と自分の症状と全部あてはまっており、99%私はやっぱり大腸がんだと思い、回避しようと調べまくってしまいますら、
毎年大腸の検査を受けているというのは頭にはあるのですが1年で急成長する遺伝の大腸がんや大腸ポリープがあったら癌体質、遺伝じゃなくても1年で進行癌になるとか大腸専門医が書いている記事を詳しく何度もみてしまい今まで受けてきた内視鏡は見落とされてるのではないかかなりの不安に追い込まれました。
このようなときはどのように対処していったらいいのでしょうか?
一応たどり着いたのはまた3月に内視鏡を受けるのですが実際なったらなったときにどういう治療をしていったらいいのか考えたらいいし今は考えても仕方ないからせめて検査前日までは考えないように翔と思えましたが、強迫はいやそのままでいいのかもっと考えなくていいのかと次々私が調べまくった色々なことをこの場合はどうするのか、〜だったらどう説明するのか、あの症状は大腸がんじゃないのかと強迫してきます。


矢野 投稿日:2022年03月05日 16:54 No.1659
曝露、頑張っていますね。その調子でやっていくとよいです。
『○○かもしれない』というのは、強迫症の考えなので心配しなくていいです。

強迫症の治療では、リスクを受け入れて生きるという事が大事です。
色々なことにリスクがあり、それに耐える力を伸ばしていくのです。

また、気持ちを落ち着ける練習をしていくことも重要です。
https://youtu.be/Wx1TGyynfvg
も参考にして下さい。




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