口腔細胞診の質問BOX


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顎骨内病変の細胞診について
倉嶋敏明 投稿日:2021年05月13日 13:38 No.9
 貴重な予習ウェビナーありがとう御座いました。
講演では顎骨内病変の細胞診のお話もありましたが、顎骨内のため外部からアクセスできないことから、当然手術検体として出されたものからの細胞診だとおもいます。摘出検体ですと組織診で確定ができると思われますが、細胞診の意義は何でしょうか。

 粘膜表層の病変では大変有効と認識しますが、擦過の程度はどのくらいの力でしょうか?深層の細胞が採取できなければ診断できない場合もあるでしょう。また「口腔細胞診入門」では表面麻酔して5〜10回転と記載されていますし、歯間ブラシでの代用可能とのことですが、専用のオーセレックスブラシに比較すると柔らかく深層まで採れないように感じますが・・・。


田沼順一 投稿日:2021年05月13日 13:49 No.10
倉嶋先生
この度は、ご質問ありがとうございます。顎骨内病変及び唾液腺疾患の細胞診は、注射器(G20-22)による吸引細胞診を考えております。しかし、病変部が潰瘍性病変の時は、擦過細胞診は有効になります(特に硬口蓋部の唾液腺疾患です)。専用のオーセレックスブラシでは擦過細胞診しか利用できません。ご指摘の通りであります。 もし何かありましたら、遠慮なく質問をお願いいたします、この度はありがとうございました。




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