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鋭利庵
投稿日:2024年04月20日 06:36
No.861
紫外線での風景は空気中の黄砂や水蒸気による散乱で山が消えるとか
赤外線とは対照的にほとんど反射しないので植物の葉が黒っぽく写る
というくらいしか目立った違いはなさそうです。
写真的、絵画的な面白さを見つけるにはまだ撮り足りないということ
かもしれません。科学的興味だけではなく、そこまで広げていきたい
ところですが、さまざまな素材を撮ってみないといけないでしょう。
粗さを抑えようと手を出したα7RⅡの改造機もありますから、そのうち
これを紫外線撮影仕様の装備にして単体で試してみようと思います。
α7Sほど感度は上がりませんが手ブレ補正が味方をしてくれるでしょう。
将来的には三台のα7Sの紫外線担当をα7RⅡに置き換えてみようかとも
考えていますが画像の縮小というひと手間が増えるので少し面倒です。
αシリーズとはいえボディのサイズが微妙に違うと同架した際に光軸が
ズレるのではという懸念もあって機種を同一にしたわけですがシフト
レンズを使うことが前提となった今では、底面もしくは側面との水平
垂直は維持できるはずなので、差分はライズまたはフォールで補える
だろうと推測できます。
そう考えると三台とも画素数が違ってもいちばん少ないほうに揃える
ことで逆に縮小による見た目の高画質化も期待できるかもしれません。
そもそもGRは集合写真などの業務撮影は想定していないでしょうから
クセが強い個性的なレンズでも問題ないという考え方なのでしょう。
周辺光量補正は交換式ではなく、特性まで熟知しているであろう自前
レンズだからこそ満足な結果が出せる機能だとは思いますがメーカー
としては「やれやれ、しょうがないなぁ」かもしれません。
フジのTX-1という135フィルムの数コマを使うレンズ交換式パノラマ
カメラがありましたが、この広角レンズには周辺光量落ちを補正する
専用のセンターNDフィルターが用意されていました。
YASHICA/CONTAXのホロゴンにも同様のフィルターがあったと思います。
デジタルはデータで処理できるのでフィルムならではの方法ですね。
法人向け赤外線仕様カメラというのもあるらしいけど 鋭利庵でした
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