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鏡地獄
鋭利庵 投稿日:2024年04月08日 06:11 No.836
かたんことんを聴きながらの電車もいいですね。
遠景と近景でブレが異なるのは数学や物理の理屈ですね。アルバート氏は
そんな景色を眺めながら相対性理論の思考実験を思いついたのかも。

ふたつめの鏡に運転士さんが映っているのも面白いです。
車内と車窓がひとつの画面にあるときは露出を迷います。動いているので
HDRというわけにはいきませんがハイライトを飛ばさない露出を後処理で
暗部を少し持ち上げてみることもデジタルならできるのでしょう。

実は三台セットを考えスイッチボックスを作ったりシフトレンズや部品を
探していたときにα7Sの改造機をもう一台見つけて入手していました。
以前から使っているα7Sの無改造機と後で入手した改造機があり、ほかにも
α7無印とα7RⅡそれぞれ改造機が手元にあり、これで収めるつもりでしたが
見つけてしまったら手を出さずにはいられませんでした。
一台だけ画素数が異なると並べたり合成するとき倍率変更が面倒なので…

交差法で立体視を試みると所謂「効き目」というのがわかる気がします。
みっつ並べてひとつの画像にしてありますがバラバラで赤外線と紫外線の
ふたつだけを並べて立体視の方法で重ねてみると、集中した一方に残りを
重ねて見ているようです。これは興味深い発見でした。
さらに慣れてくると意識して強制的に左右の中央で重ねられるようになり
紫外線、可視光、赤外線をひとつの映像として認識できました。
子供の頃に雑誌の付録で左右それぞれに赤と青のセロファンを貼った立体
メガネで赤と青の微妙にズレた一枚絵が立体に見えるというのがあったと
思いますが、もしかしたら写真でもできるのかもしれません。

普段無意識のまま自動的に動作している目の機能ですが、強制的に動かす
ことで毛様体まで含めた目の筋肉の柔軟体操やトレーニングになるかも。
この方法で見ているときは眼球が細かく振動しているのが自覚できますが
昭通市て輝度の高い部分は輝いて見えたりします。
江戸川乱歩の「鏡地獄」という内側を鏡にした球体に入って発狂した男の
物語を思い出しました。

 電車の走る鉄橋の川沿いの桜の蕾はまだ固くやっと梅  鋭利庵でした




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