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「クイーンコーラルクロス」エンジントラブルで岸壁衝突
げんかい(管理人) 投稿日:2024年01月08日 22:53 No.4402
本日(8日)午後、那覇から鹿児島に向かっていたマリックスライン「クイーンコーラルクロス」で沖永良部への着岸の際にエンジントラブルがあり、陸地に衝突したようです。
マリックスラインの運航情報では、復旧しだい再開予定になっていましたが、復旧せず現在も沖永良部島に停泊しているようです。

各社最近トラブルが多いですね。


airsystem 投稿日:2024年01月11日 11:35 No.4411
8日入港時制動のための主機逆進できずに消波ブロックに衝突
船首に長さ約60cm、幅10cmの亀裂発生
運航は沖永良部和泊港で運航打ち切り
乗客は沖永良部目的地の旅客下船その他旅客は船中泊し
翌9日に次便マルエーフェリー乗換若しくは航空便振替
マリックスラインはエンジンメーカー技術者派遣し
現地にて復旧作業10日完了し
11日鹿児島運輸支局発行の臨時検査票を元に
試運転確認後鹿児島回航中?
https://www.marinetraffic.com/en/ais/home/shipid:6832199/zoom:10
帰港後、当局船体検査し再開予定決定見込み
その間鹿児島出港2往復便の欠航決定済み
https://marixline.com/?cat=12
また気象条件で僚船「クイーンコーラルプラス」の
上り便沖永良部乗船不可などもあり離島物流に影響が出ていて
14日鹿児島出港分でも大学入学共通テスト受験生移動でも影響が出る模様
https://www.mbc.co.jp/news/article/2024011000069335.html

また、同じ鹿児島県内で「フェリーとしま2」も
去年末のエンジン火災により同船1月中の休航が決定
代船は三島村村営船「フェリーみしま」を運航予定だが
三島村の行事運航で変更が難しく
三島村運航計画の合間運航ななるので
事故以降3便しか運航決定していなくて
補完するため十島村保有19tの高速船「ななしま2」で
屋久島=各島便と奄美=各島便で運航予定だが
船体規模による定員12名と就航率が問題
更に物流対応で起重機台船2艘が
鹿児島=各島便と奄美=各島便でそれぞれ運航予定ですが
こちらは速力10kt以下の低速
http://www.tokara.jp/category/infom/


げんかい(管理人) 投稿日:2024年01月12日 01:05 No.4413
「クイーンコーラルクロス」は自力航行でまもなく鹿児島港谷山沖に到着します。

報道を見ていて疑問に思っているのは、何が起きたのか?です。
>減速するためプロペラを逆回転させた際に、エンジンが止まった
>エンジンを逆回転しようとしたところ、エンジンが動かなく
などの表現がありますが、本船は可変ピッチプロペラですので、逆回転はしないかと思います。

・プロペラの角度を変えて後進にしたところ(負荷などで?)エンジンが停止した
・プロペラの角度を変えようとしたが変わらなかった
などなのでしょうか。

固定ピッチプロペラの船で、着岸時にアスタンかからなくて事故になった事例は見たことがありますが、可変ピッチになったフェリーで事例が記憶ないなぁと感じました。
いずれにしても、運輸安全委員会の報告書を待たないとわかりませんね。

最近の大型フェリーの主機は2基2軸から効率性のある1基1軸が多くなっていますが、トラブル時の冗長性は課題ですね。
1基1軸でも電気式のポッド推進器などもセットになっている船もありますので、その場合はエンジントラブルでも最低限の速力で安全な場所まで移動するなど危険回避できているようです。(着岸作業中の緊急時にカバーできるかはありますが)


airsystem 投稿日:2024年01月16日 11:35 No.4419
>効率性のある1基1軸が多くなっていますが、トラブル時の冗長性は課題
今回のトラブルで沖永良部での接岸エンジン復旧中
他船寄港時どう取り回しするか
和泊町ライブカメラで観察していましたが
競合マルエーフェリーは入港時スラスター応用し
回頭して出船接岸していたので
クイーンコーラルクロスもその方式を選択していたら
結果は違ったかもしれない


byungo 投稿日:2024年02月10日 11:18 No.4432
競合マルエーフェリーは入港時スラスター応用し回頭して出船接岸
>奄美海運の寄港地が接岸出来ない岸壁であっても、湾待ちな避難港だってことですね
昔から日本高速フェリーとか、たった数ヶ月な沖縄海洋博の観客輸送の為な
(roroと新製品とかのサンプルで荷主を歓待しながら添乗海運コンテナ向け車
両甲板)団体客向けな、修学旅行とかのフェリー奥道後宿泊団体客向けな乗用
車フェリー航海時間帯の後継としてバス長を越えるトラックが積めない、
実車トラックドライバーを徒歩客載せないダイヤモンドフェリーに任せてからくいーんふらわあ2として関西汽船にとして引き取らせたりと、旅客船兼自動
車渡し重視で、本土〜沖縄の物流は琉球海運に頼り切りなマリックスと、
貨客船兼自動車渡船で全部やるマルエーとの差でしょうか。




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