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石崎汽船「翔洋丸」
げんかい(管理人) 投稿日:2024年03月02日 00:30 No.16543
2/25(日)に松山観光港から広島まで石崎汽船「翔洋丸」に乗船しました。
2020年に就航したまだ新しい船です。
乗船は昔「フェリーくるしま」が使用していた人道橋(Dゲート)からの乗船になります。
船内はシンプルで、中央部に絨毯スペースがあり、周辺に椅子席がある構造です。


げんかい(管理人) 投稿日:2024年03月02日 00:36 No.16544
船内はシンプルで、客室フロアは1フロアのみです。デッキだけ上にもあります。
共同運航する瀬戸内海汽船の「シーパセオ」とは対照的にシンプルに作られています。新しく快適ではありますが、性質はだいぶ違うので、どちらかを選んで乗船するのがいいかもしれません。瀬戸内海汽船のサイトには配船予定が出ています。


げんかい(管理人) 投稿日:2024年03月02日 00:41 No.16545
松山観光港を離岸するときに松山小倉フェリー「フェリーくるしま」を眺めることができます。元関西汽船ですが、今は「翔洋丸」と同じく石崎汽船カラーです。

松山観光港を出港すると、高浜瀬戸を北上し、瀬戸内海のメイン航路になる釣島水道を横切って行きます。
この日は風がやや強くこのあたりでは時々、ドンドンと波が当たる音が聞こえました。


げんかい(管理人) 投稿日:2024年03月02日 00:46 No.16546
安芸灘を北上していくと、試運転中の阪九フェリー「せっつ」に出会いました。
「せっつ」は、神田ドック川尻で定期ドックを行い翌日に復帰を控え試運転を行うため、川尻から大下瀬戸経由で安芸灘に出てきました。この日は安芸灘で試運転を行なっていて、広島〜松山の航路を横切るルートで試運転をしていました。

予定していなかったイベントに嬉しくなりました。
マストには試運転中であることを示す国際信号旗「RU1」が揚がっています。


げんかい(管理人) 投稿日:2024年03月02日 00:49 No.16547
試運転中に回頭して向きを変えているため、ずっと本船に対して右舷側を見せたままぐるっとまわって行きます。
さきほど前を横切った船がそのままの見え方で、今度は船尾を横切っていく、不思議な光景です。

音戸瀬戸の手前で僚船の「旭洋丸」とすれ違います。
東側には安芸灘大橋が見えています。この先に神田ドック川尻がありますが、「せっつ」のサイズになってからは安芸灘大橋をくぐって出入りをしていないようで、大下瀬戸経由で出入りしています。マリックスラインの船などは安芸灘大橋側から入っているようです。


げんかい(管理人) 投稿日:2024年03月02日 00:51 No.16548
音戸瀬戸通過は本航路のハイライトです。
こんなに狭い場所を通るのかと思うような場所に入って行きます。
すれ違うことができないため、反対側から船が来た時は手前で待つ場所です。
今回は他に船がいなく、そのまま入って行きました。
両岸には瀬戸内海らしい風景がひろがっています。


げんかい(管理人) 投稿日:2024年03月02日 00:58 No.16549
音戸瀬戸を通過すると呉港です。
この航路には乗り慣れていますが、このタイミングで目の前に広がってくる日本製鉄の製鉄所が静まり返っています。
いつもであれば見えてくる、もくもくと大量の煙や、停泊船などがありません。
工場は見えていますが、人影や動きがなく、不気味なほど静かです。

72年間続いた呉の製鉄所は、9月14日で設備を停止し閉鎖されました。
この場所はこれから10年かけて解体が進められるとのことです。

続いて呉港では、建造中の巨大なコンテナ船や、海上自衛隊の護衛艦を見ることができます。


げんかい(管理人) 投稿日:2024年03月02日 01:00 No.16550
呉港は船尾付けで、バックしながら着岸します。
呉港は呉駅にも近く、広島港の場合は広島駅まで出るのに時間がかかりますので、ちょうどよくJRがあるときは、広島駅までの移動は呉で降りたほうが早くなります。


げんかい(管理人) 投稿日:2024年03月02日 01:04 No.16551
呉港は元々軍港ですので、港内には独特の雰囲気の場所があります。

大麗女島には、大きなアンテナや岩肌に掘ったトンネル、大きなクレーンに外周を囲むフェンスなど。ここは現在は海上保安庁の管理のようですが、戦前は軍の管理だったようです。
海上自衛隊の貯油所も近くにあり、普通の山に見える場所にもフェンスや風速計などの機器や、掘られたトンネルなどがあります。
横須賀とも似た雰囲気があります。


げんかい(管理人) 投稿日:2024年03月02日 01:07 No.16552
呉港から広島に向かう途中、右側には神田ドックの若葉工場があります。
ここは小型フェリーもよくドックに入る場所です。
このときは、広島〜松山に就航している「シーパセオ2」(奥側)や、「ははじま丸」(小笠原諸島)がいました。
「ははじま丸」は日本列島からはるかに離れた場所で普段活動する船ですので、貴重な姿です。


げんかい(管理人) 投稿日:2024年03月02日 01:09 No.16553
広島港に入港する直前にスーパージェット「道後」に追い越されました。
石崎汽船のスーパージェットの代替計画が発表され、本船にも代替計画が発表されるのか注目されます。




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