Advectionfog Photo BBS

| トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 |

チャオプラヤー川の新しいボート
げんかい(管理人) 投稿日:2023年08月27日 20:35 No.16377
タイの首都バンコクを流れるチャオプラヤー川は、渋滞の多いバンコクで渋滞しない交通手段として古くから使われています。
川を南北に走る代表的なボートが、チャオプラヤーエキスプレスで、高速で走る木造の小型ボートでしたが、2020年に近代的なアルミ製の双胴船が導入されました。
今までのボートとは全く違う近代的な船になりました。
全長24m、設計はオーストラリアですが、建造自体はタイで行われたようです。
2軸の固定ピッチプロペラで18ktとなっています。
定員も大きく増えて230名乗船できます。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年08月27日 20:36 No.16378
客室はエアコンのある1階の部屋と、2階のデッキがあり、トイレも設置されています。
今までは屋根のみで窓やエアコンがないオープンなボードでしたので、静寂で快適になっています。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年08月27日 20:37 No.16379
導入された新造船はオレンジ色のタイプで4隻あるようで、1〜4の番号が振られています。
ラッシュ時間帯は見ていませんが、日中の時間帯はいずれの船も、チャオプラヤーツーリストボートと呼ばれる観光客の多いエリアを快速運航される青旗(1回30B=120円)の便に割り当てられているようでした。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年08月27日 20:37 No.16380
大型の新造船が導入されてからも、今まで通り運河を素早く南北に走っているため、1つの桟橋の着桟時間は秒単位です。昔の船同様に船尾だけをロープ1本で繋いで素早く上下船します。tラップもありませんので、少し隙間があって飛び越えることもあります。

チャオプラヤーツーリストボート用として、同型の青色の船も数隻導入されています。こちらの場合は1階席も窓がなく開放的になっています。
本来は、チャオプラヤーツーリストボートにはこちらのボートが使われるようですが、オレンジ色のボートの方がよく使われていました。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年08月27日 20:38 No.16381
もう1つ、2020年から新たに双胴船タイプの電動ボートが、チャオプラヤーエキスプレスとは別会社で運航が開始されていました。
こちらも双胴船タイプですが、やや小型になっていました。
ただ、チャオプラヤ川の運航に最適化された設計になってないように感じる部分があり…頻繁に桟橋に寄港するため、船尾に桟橋に飛び移ってロープをかける船員がいるのですが、この船の場合、船尾の両サイドにデッキの出口がなく、船尾中央のみのため、船尾にしがみつくような状態で運航していました。
また今までの木造ボートのような勢いで接岸させているためか、傷や凹みが多く、船首の防舷材がない部分の傷には小さな穴も複数あいたまま運航されていました。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年08月27日 20:38 No.16382
本船はデッキがないので、手動のドアをあけて乗船するので少し時間かかります。船内は完全に通勤仕様なのか、前向きではなく、向かい合ったベンチが並んでいるだけの船内です。
エアコンがあるのは快適なのですが、デッキがなくラッピングされた窓越しになり、観光客には向きません。運航頻度も日中は45分毎ですし、同じ30Bの乗船料でしたらチャオプラヤーエキスプレスのツーリストボートの方がよさそうです。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年08月27日 20:47 No.16383
2社が寄港する桟橋の一覧です。左半分がチャオプラヤーエキスプレス、右半分が電動ボート。
すべての系統が常時運航されているのではなく、観光客が動く日中帯の場合、チャオプラヤーエキスプレスは快速の青旗(双胴船の場合は旗をあげていないことも)、ほぼ各駅停車のオレンジ旗、電動ボートは緑旗のCITY LINEのみです。


お名前
メール
画像添付


編集キー ( 記事を編集・削除する際に使用 )
文字色