Advectionfog Photo BBS

| トップに戻る | 検索 | アルバム | 管理用 |

宮崎カーフェリー「フェリーたかちほ」
げんかい(管理人) 投稿日:2023年02月21日 00:36 No.16098
宮崎から神戸まで宮崎カーフェリー「フェリーたかちほ」に乗船しました。
初めての宮崎カーフェリーへの乗船になりました。

宮崎港は宮崎市中心部からも近く、フェリーの時間に合わせて路線バスが出ています。ほぼ連絡バスで、宮崎駅からフェリーターミナルへは直通です。乗車する人は多く混雑していました。

宮崎港のフェリーターミナルは、乗船口とフェリーターミナルの間に道路がある作りで、岸壁にはターミナルから歩いて行きます。
船尾のランプウェイを出るとすぐ道路のような構造です。
L字岸壁ですが、船尾にランプウェイはないので、船尾はくっつけているだけです。

船内は3階と4階に2層構造です。3階と4階で等級をわけるようなことはなく、それぞれ窓があるなど必要な場所に配置されています。レストランの後方がトラックドライバー区画で、レストランも分けられています。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年02月21日 00:44 No.16099
2層吹き抜けのエントランスホールが船の中心になります。
この吹き抜けの部分にもソファやテーブルが多く設置されていて、相部屋の人は多く利用しています。そのため深夜でないとこの場所は撮影が難しいです。
限られたスペースを活用しているように感じます。
ここだけでなく、「フェリーたかちほ」にはテーブルが多く設置されていて、勉強する人や食事をする人、作業をしている人を多く見かけました。(往路の「さんふらわあ くれない」にテーブルが無かったのとの違いを感じます)
エントランスホールのすぐ横は客室になっていて、コインロッカー(冷蔵タイプもあり)などが周辺に設置されています。
ショップやインフォメーションもエントランスホールに面しています。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年02月21日 00:49 No.16100
ショップはお土産品やお菓子を中心に売られています。
飲料は酒類以外はほとんど売られてなく、自動販売機で購入になります。日用品も多くはありませんでした。

自動販売機はさまざまなタイプがあります。
飲料やビール類のほか、お菓子やカップ麺のもの、コーヒー類、給湯器、製氷機など。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年02月21日 00:57 No.16101
今回利用した客室はシングルです。
鍵付きの1名個室で、最小限のスペースになっています。
メインの通路からは1枚ドアを挟んでから、個室へのドアがあり、静けさを保っています。
ドアは金属製ですが、部屋が狭いので同じ区画内の音は少し聞こえます。
上等級の客室はカードキーのようでしたが、シングルの場合は通常の鍵で、下船時に返却になります。

部屋は左にベッド、正面にテーブルと椅子の構成で、東京九州フェリー「はまゆう」のツーリストSと近い作りです。洗面台や個別のエアコンはないため室温の調整はできません。
荷物があると狭い部屋ですが、本船はベッドの下が空いていて高さ30cm程度のものであれば、下に入るようになっていました。

コンセントはデスクにある1箇所のみ(あとはテレビ用)でした。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年02月21日 01:00 No.16102
本船は、定刻19:10に宮崎港を出港しました。
離岸開始時に汽笛を1回鳴らしました。

宮崎港では動いている他船をみかけませんでしたが、防波堤のところで起重機船が作業中で、関西港湾サービス「こんごう」と春風海運「双美」がいたようです。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年02月21日 01:05 No.16103
港の外に出ると外洋ですので、穏やかな日でしたが、気にならない程度の軽くゆっくりとした揺れはありました。

レストランは夕食・朝食共にバイキング形式です。夕食は1600円、朝食は600円でした。
レストランの内容はよく、宮崎県の支援を受けているフェリーのため(?)宮崎県産にこだわったメニューが多く、質が高く感じました。
レストランの席数は少なく、瀬戸内海航路の半分以下でないかと思いますが、この日は満席になるかならないかぐらいで入場制限にはなりませんでした。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年02月21日 01:10 No.16104
船内には休憩スペースが多く、派手ではありませんが、とても実用的になっています。
シングルの両側には1枚目の写真のようなカウンター席があり、作業や勉強をしている人がいました。テーブルを使える場所が多いです。
ここだと携帯電話の電波が入りやすいので使っているようです。

このスペースもですが、フェリーのデッキにあるようなタイプの照明が船内で多く使われていて、廊下もこのタイプの照明でした。

2段ベッドの寝台に設置されているタイプの照明が、トイレで使われていたり、コストを削減しながら効率的にやっているのかなと感じる部分もありました。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年02月21日 01:13 No.16105
洗面台のないシングルの区画の横には洗面台があり、お湯が出るようになっていました。
トイレを使う必要がないので便利です。

特徴的な船内設備では、乗船口近くにサイクルロッカーと救護室があります。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年02月21日 01:23 No.16106
お風呂は、瀬戸内海航路に比べるとスペースは少し小さめですが、洗い場が13ヶ所もあり多くなっています。
特徴は背中合わせに洗い場があることですが、これは浴槽に出入りできる場所を制限して壁を作ることで、船が揺れた時に浴槽の水が大量に溢れ出さないようにしているようでした。浴槽と洗い場のエリアが分けられています。
展望浴室とシャワールームは、隣同士ですが別々の部屋になっています。

翌朝、夜明け前の友ヶ島水道手前で、「さんふらわあ さつま」を追い越すように前方に進んでいました。友ヶ島水道では本船の方が先行して大阪湾に入ります。

大阪湾で夜明けを迎えました。
本船のデッキは広く、気持ちがいいです。
階段の部分では、滑り落ちないようにか、少し斜めに傾斜がつけられた設計になってました。


げんかい(管理人) 投稿日:2023年02月21日 01:35 No.16107
本船はRFDの救命筏でした。

本船は、3階・4階のそれぞれ右舷・左舷に展望サロンがあります。
前方が見られるスペースで、4部屋あり、夜中も前を見ることができます。
近い位置にある4部屋ですが、それぞれの部屋の間の移動は、1回エントランスまで戻る必要があります(右舷と左舷をつなぐ通路がない)


げんかい(管理人) 投稿日:2023年02月21日 01:39 No.16108
定刻で神戸港に入港していきました。
神戸の西航路は狭い防波堤の隙間を通って行きます。
六甲アイランドのマンションやタグボート待機場所の近くを通っての入港です。この場所だと毎日よく見えそうですね。




お名前
メール
画像添付


編集キー ( 記事を編集・削除する際に使用 )
文字色