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10/9 琉球海運『しゅれいⅡ』関門海峡西航
でんすけ 投稿日:2020年10月10日 23:31 No.14321
 げんかいさん、みなさんこんばんは。
 台風14号の影響を受けて琉球海運の「那覇/中城/大阪/東京」航路の『しゅれいⅡ』が大阪を出港後、通常の航路を取らず瀬戸内海⇒関門海峡⇒九州西岸を通って那覇へと向かいました。
 12時半前頃に部埼灯台を通過して関門航路へと進入してきました。35番ブイ付近で大きく左へと進路を変え、33番ブイ手前で下関導灯に進路を向けます。
 本船は正面から見るとファンネルが少し右舷へオフセットされていることがわかります。頂部のマスト灯は船体中央になるように設置されています。


でんすけ 投稿日:2020年10月10日 23:38 No.14322
 船が大きく進路を変えるシーンはとても見ごたえがあります。変針後は関門橋直前の門司埼までは海図記載の下関導灯を一線に見る方位240度で進んでゆきます。

でんすけ 投稿日:2020年10月10日 23:55 No.14323
 西流7ノットの潮流に乗って関門橋へと近づいてきます。部埼灯台の手前から調整していたのか先航船にかかることもなくスムーズに航行しています。
 船橋上のレーダーマストには、左舷側にパイロットの乗船を示す「H」旗が、右舷側には行先信号の「1代・W・M」が掲揚されています。信号の意味は「関門港西口の六連島東方に向かって航行し、関門港(響新港区、新門司区を除く。)を通過又は出港する。」を現します。
 船橋上では乗組員の方が前方を見ていました。此処からの景色はさぞ絶景のことでしょう。


でんすけ 投稿日:2020年10月11日 00:53 No.14324
 関門橋を通過して大瀬戸方面に向かいます。この後、玄界灘へ出た『しゅれいⅡ』は九州西岸を廻って那覇へと向かいました。太平洋側よりましというレベルでこちら側も波が高い状態(福岡・長崎の離島航路がほぼすべて欠航していました。)でしたので那覇につくまでは難航したのではないでしょうか。

 『しゅれいⅡ』要目
 全長:181.51m、幅:26.00m、満載喫水:6.66m、総トン数:11,687t、重量トン数:7600t、主機関:三井MAN B&W 9S50ME、出力:13,470kw/18,314PS、航海速力:21.5kt(最大速力:22.4kt)、積載貨物:40ftトレーラ:177台+乗用車:290台、竣工:2017年11月06日、建造:佐伯重工業
オートラッシング(自動車両固縛) 装置として『シャーロック』を装備    https://onozo.co.jp/ja/auto-lashing
 


げんかい(管理人) 投稿日:2020年10月17日 14:04 No.14337
こんにちは。
マルエーフェリーの阪神航路があったときには台風時にたまに見れた関門海峡経由の東シナ海航行を思い出す姿です。
本船の後ろを関門汽船が横切っていますが、航路を航行する本船を優先して安全に配慮するので航路の船を前から眺めることはあまりできないですね。


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