ジョージ・セル談話室


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連投失礼 セル編曲モーツァルトチェロ協奏曲
はじめまして 投稿日:2023年10月08日 00:13 No.633
神戸モーツァルト研究会の野口秀夫氏の論文が全てを語ってますが、時系列で私なりに簡単に説明します。

・1940年頃セルはフォイヤーマンの為にk314(フルート協奏曲第二番=オーボエ協奏曲ハ長調)をチェロ用に編曲した。
・セルは第二楽章にk131(セルもモノ、ステレオで録音しています)を採用した。
・楽譜はNYのシャーマー社から出版 解説をアイシュタインが書いたが彼は解説文中、編曲作業を解説のため四小節しか現存しないk470に言及
・2002年ベルリンでフォイヤーマン記念のチェロコンクールが開催 課題曲にセル編曲があった
・セル編曲が録音されcbが世にでた際、解説にセルが第二楽章にk470採用と誤記。
・セルファン騒然となる。たった四小節しかないものをひとつの楽章に仕上げた!と。

・その後もセル編曲を謳いながら第二楽章は他者がk314を編曲したものを使ったり、セル編曲にさらにチェンバロやピアノを加えたりとか、もう、何が何やら状態のセル編曲モーツァルトチェロ協奏曲です。

一度、セル原典版を出して欲しい。




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