ジョージ・セル談話室


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セル シューベルト9番ACOライブについて
ノルアドレナリン 投稿日:2023年02月09日 14:13 No.553
このところ談話室を見てシューベルトの9番について書き込みが多いので久しぶりにACOライブを聴いてみました。前より装置のレベルが上がっているので特長が良く分かります。この録音は数年前にメモリーズからも発売されていますが、それを聴いたときはあまりわかりませんでした。その後偶々スウエーデン放送のP2ライブで放送されたので聴いたところライブ特有の熱気があってとても良い演奏で気に入りました。で、今回改めて聴いたところ、これはそんじょそこらのライブとは桁が違う、まるでフルトヴェングラー1947の運命、ミュンシュパリ管の幻想、ブラームス交響曲1番と並ぶ程の比類なき高みに到達した数少ない演奏に聴こえて仕方ありません。熱気だけでなくセルの気迫と楽員の一丸となって突き進む心技一体の演奏は何が起こっているのか冷静ではいられない演奏。これに比べれば68年?ライブも70年CDもとても静かな演奏でいわゆるシューベルト9番のイメージに合う演奏ですが、この類い稀な演奏を私は何十年と聴いてきた中でも先に述べたフルトヴェングラーやミュンシュと同列に並べて聴き続けていきたいと思っています。



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