ジョージ・セル談話室


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tomariさんへ
孫弟子 投稿日:2022年08月20日 05:39 No.375
カサドシュの件も返信ルールでここに書きます

私の記述が昔あったのですね、ハント氏がコロンビア響の時(つまり21&24以外)だけ全て録音場所を
NYと書いてあるのがそもそもの発端でした、そして24番以外はマルセルスが吹いていないことからくる疑問。
それだけのことです、もちろんこの談話室での色々な事案など本当のことなど判るはずもありませんからね、ですからこれからも広く涼しくずっとお付き合いください。


孫弟子 投稿日:2022年08月20日 10:07 No.376
ついでに真下にあるチャイコフスキーの4番で思っていることを書いておきます。
セルがクリーブランド管弦楽団の奏者に求めたことは、セクションにおける音色の同一性はもちろんのこと、
楽団全体のイントネーションの同一性だったとさる優れたホルン奏者(故人)に聞きました、その点での目標はチェコ・フィルだったそうです。

チャーリーの本に出てくるようにセルはロンドンの楽団の訓練不足には手を焼いたようです。
もちろんイントネーションなどが短期的に改善されるはずがなく、クラリネットなどは世界的レベルから見て程遠いから替えるしかないがそこまでは許されない
ホルンはよく鳴るがコントロールするまでには至らない。だから下のスレッドのご意見はその通りだと思います。 

しかし仕事は大事ですし、セルだけの好き嫌いで済むことではありませんから、旅の恥と割り切って録音を前提としないライブは
十分な練習時間を貰うことで承諾した。そして幾らでも突っ込みどころのある不完全な録音は英国紳士たちの顔を立てて
途中で投げ出すことはしなかったが発売は許可しなかったということでしょう。


孫弟子 投稿日:2022年08月24日 15:45 No.394
詳しく知ろうとしたことはありませんが、クラリネットは当時本格デビューしたばかりのロマン派の夜明けのような楽器で、
倍音(良い歪み)が多いためモーツァルトは透明感を追求するような作品には不採用かあまり目立たせることをしていません。
その代わり22~24の協奏曲や交響曲39番では思い切り本採用しています。
ハイドンが99番のように本格的に採用するよりずっと前のことです。

アメリカのオーケストラは総じて首席は一人制で、
録音に際しては首席(お気に入りの首席ならなおさら)が抜けるようなことはまずありません、
22番と23番は同じセッションで録られていますから、
クリーブランドで行われたクリーブランド管弦楽団との録音であればセルがマルセラスが抜けることをセルが許すはずはないのです。
ところが彼は吹いていない。だからニューヨークで録音された(ハント氏による公にされた資料に記載)というこのコロンビア響は
誰が何と言おうとクリーブランド管弦楽団ではないのです。

ところで談話室をブックマークしていると、つい余分なことを書いてしましますので、しばらく削除します




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