ジョージ・セル談話室


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運命の反復について再度!
やっぱりセルが好き! 投稿日:2022年07月30日 00:53 No.221
tomari様のスレッドは上限で返信出来ませんでしたのでこちらに‥

この件に関しては旧掲示板にも投稿したのですが、セルの意図はどうだったのでしょうか?
⇒反復有りで間違いないと思います。

セルの運命の原点である55年旧録(米EPIC LC3195 未完成とのカップリング)では反復を実施していますし、他オケやCLOとのLiveでも全て反復を実施しています。
曲に対するアプローチが一貫していたセルが、63年スタジオ録音時のみ反復無しを採用したとは考えられません。
反復無しを聴く事が出来るのは、米EPIC BC1282 英Columbia SAX2552(ジュピターとのカップリング)等の初期盤LP及び国内CD初出?の32DC202(84年発売)

LPジャケ記載の演奏時間は7:33(反復有り)なのに実際の収録時間は6:04(反復無し)は何故なのか?

①LP片面に収まる様にカットした⇒片面収録可能時間のMAXは?ですが31分程度でしたら音質劣化なく十分収録可能です(反復有りの55年旧録は片面に収まっています)
②反復部のホルンにミスがあったのでカットした⇒それが目的でカットしたのであればジャケ記載の演奏時間の訂正を忘れる事はなかったと思います。

①②が理由ではないとすれば、演奏時間表示7:33と実際の収録時間6:04は何故なのか?

私は(旧掲示板にも投稿しましたが)《反復無しの別テイクが誤って使われてしまったから≫と結論付けているのですが‥

国内CDで反復有りが出たのはCSCR8190(90年発売)の様ですが、このCDの解説書には何も説明は無かったのでしょうか?

皆様の更なる御意見をお聞かせ下さい。

浅野 修 様

この件に関してyungさんに質問されているのを拝見しましたがコメントありましたか?


浅野修 投稿日:2022年07月30日 11:47 No.227
やっぱりセルが好き!様  こんにちは。

yungさんのHPは、コメント欄の書き込みですので、見られた通りなんのコメントもありません。

前のコメントから少し考えが変わったのですが、セルを含めこの時代演奏家は、録音会場での最終テイクまでは見届けるが、レコード盤になった商品までは目を光らせて無かったのではないでしょうか。小品の寄せ集めのアルバムをセルでも出しているところが有りますから。(私は好きですが。)

次に、LPの片面収録時間ですが、当初のLPはstereoの場合20分前後の収録時間かと思います。両面で40分前後、短いものだと30分強のものもあります。

モノラルLPはカッティングの溝に幅がステレオLPに比べて狭いので、収録時間に関しては有利です。

よって、モノラル録音の時は収録テイクのそのまま繰返し有で商品化した。

ステレオ録音の場合は、例え1分の事でも音質のため短縮して商品化した。セル氏のあずかり知らぬこと。それが往々にしてあることであった。

以上が、変化した私の思いです。

ただ、繰り返し部分のホルンのミスについては、ミスのあったテイクが最終候補なのか、ミス無しのテイクがあったと考えるのがふつうである。ミスの音だけ編集で修正したのか。
セルはインタビューで取り直しの場合は、部分修正はしないと明言。

CDとしてはミス有CD(2016以降発売)とミス無しCDが存在します。

ホルンの音外しには、結論は変わらないかもしれませんが、ぜん様に詳しく判断いただけるように連絡中です。

以上長々と書いてしまいました。

みなさまのご意見をお聞かせください。

失礼いたしました。




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