アメリカンピットブルテリア WILD CHERRY KENNELS
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質問について
ogawa 投稿日:2014年02月02日 18:38 No.1563
カイさん、はじめまして
レスが長くなっていたので見落としていて返信おそくなりました
新しいレスを立てたので質問内容をそのままコピーさせていただきました


カイさんの質問
『さっそく質問なのですが、アメリカンブリーの身体能力はスタンダードやレッドノーズに比べてどれくらいなのでしょうか?
・走る速さ
・パワー
・ジャンプ力
・体力
その他アメリカンピットブルに関すること何でも良いので、
詳細お聞かせください。』


私の回答
まずレッドノーズとはカラーを指すものでタイプを指すものではありません
たまたまプルタイプにレッドノーズが多いだけでショータイプにもアメリカンブリーにもレッドノーズはいますよ

能力についてですがショータイプとアメリカンブリーでは求められている、若しくは作出意図や方向性が違うので同じ土俵で比較すること自体がナンセンスのように思います
僕個人の見解では、もはや別犬種とおもっています
その証拠にどちらもショードッグでありながら、それぞれのスタンダード基準は違うものになっています
アメリカンブリーでいえば能力云々より外観や扱いやすい性格を重視している傾向にありますから見栄えはするものの身体的能力ではショータイプに遠く及ばないのは当然のことと言えます
というより最近では身体的能力など求めておらずコンパニオンドッグとして進化しているという感じです

その点をふまえた上で、あえてカイさんの質問にお答えするならば…
走る速さ、ジャンプ力は比べ物にならないくらいショータイプの方が優れています
ゲームピットは更にそれ以上です!
パワーはその身体的構造、筋量からしてアメリカンブリーに軍配が上がるかも?しれません…
勿論プルタイプには全く及びません

ただアメリカンブリーは飼いやすさの追求とともに闘志(勝気な性格、性根)も失せているため自身の身体能力を引き出すことができない可能性も高いと言えるでしょう
どんなドッグスポーツでも結果をだすためには身体的能力とそれを最大限まで引き出す精神力が必要不可欠です
ピットブルという犬は身体能力も勿論ですが、その並外れた強い精神力が他の犬とは決定的に違う部分でもあるのです(個体差や偶然はありますが偶然はどこまで行っても偶然です)

これだけをきけばピットよりブリーが劣っている犬のように思われるかもしれませんがそれは違います
最初に述べたように比べること自体がナンセンスなんです
確かに国内でも最近ではピットとアメリカンブリーを同列に語り、最もらしいことを吐かす低俗な素人同然のブリー繁殖家を沢山みかけます…笑
 
しかし本場アメリカのアメリカンブリーを知っているブリーダーさんなら『身体能力?喧嘩の強さ?そんなことは基準にしていません!アメリカンブリーらしい逞しい体に愛らしさを併せ持ち、ショート、コンパクトで且つコンパニオンドッグとしての資質が充分に備わっているかが大事なんですよ!』
というでしょう!

前レスでも書いたように不思議にも実際より大きなサイズ、体重で公表しているブリーダーもいますが何をしたいのか意味がよくわかりません
確かに一昔前は割と大きめなアメリカンブリーのラインもありましたが、現在アメリカで主流、且つ人気のアメリカンブリーは皆かなりコンパクトなのが現実です
僕自身も1年ほど前に見せていただきましたが、かなりコンパクトでありながらもがっしりとしたマッチョな体で、コンパニオンドッグとしてとても魅力を感じました
その方はアメリカの有名ラインを沢山保持している方で
『小川さん、今はもっと小さくなってるんですよ!』
といってました

あとアメリカンブリーは歴史が浅いためバラつきが多いのも特徴といえるでしょう
元々はアムスタッフとの交雑(これを交雑と呼ぶかどうかはここではふれません)で作出がはじまりましたから、どちらかといえばショータイプをがっしりさせたような個体が多かったように記憶しています
この頃は現代のアメリカンブリーというよりはショータイプの立派なピットブルという印象でした
このようなアメリカンブリーを『クラシックタイプ』と呼ぶそうですが、このタイプは機能性能もショータイプのピットブルとあまり差異はみられないでしょう

詳しくはエクストリームでもポケットでもクラシックでも、それぞれブリーダーがいますからご自分で直接聞いてみれば良いとおもいます
その際には呉呉も優良なブリーダーさんに話を聞いてください
アメリカンブリーの大きさや強さを自慢に語るようであればやめた方がいいでしょう

実際にアメリカンブリーを飼育しているのであれば色々やらせてみてご自分の目で比較するのも良いとおもいます
連れてきていただけるのなら試す場所は紹介いたします


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